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2023年12月16日15:48

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やっぱり、松浦さんがコンマスのハイドンが一番・・・センチュリーハイドンマラソン

タイトル通り。

大阪 ザ・シンフォニーホール(2023/12/14 木曜)
センチュリー ハイドンマラソンHM.33
飯森 範親指揮 日本センチュリー交響楽団
(コンサートマスター 松浦奈々)
バセットホルン:持丸 秀一郎
ハイドン:交響曲 第63番 ハ長調 Hob. I:63「ラ・ロクスラーヌ」
シュターミッツ:バセットホルン協奏曲 変ロ長調
(ソリストアンコール ウィルソン・オズボーン:クラリネットの為のラプソディ)
ハイドン:交響曲 第98番 変ロ長調 Hob. I:98

63番の最初の一音が鳴った瞬間の響きが、松浦さんの時のセンチュリーのそれ。きれいに響くんですよ、これが。寄せ集め交響曲の代表のような曲らしいが、この響きを聴けるだけで十分と思わせられます。

シュターミッツは、持丸さんのパセットホルンの音の魅力だけでオーケー。やっぱり、センチュリーの音って、魅力的なんだなあ。これだけ長く聴いているけれど、それはずっと変わらなくって、それを聴きにここに居るんだとしみじみ思います。

98番はザロモンセットの中ではマイナーな存在という印象を持っていたが、実際実演を聴いてみても、他のザロモンセットに比べて華に欠けるかなあ、という感じ。一楽章の出だしからして、渋いが地味、ですもんね。それでも、全交響曲中唯一ハイドンがチェンバロパートの音符を書いたとプログラムにあった4楽章のその部分が、ハッとするような美しい響き。これが、思いもかけない聴きものでした。この楽章、松浦さんのソロヴァイオリンも美しい響きで華を添えていましたね。

毎回毎回、新鮮な発見に胸躍るこのシリーズ、僕にとっては日常の憂さを忘れさせてくれるありがたいコンサートです。あと、5回。しっかりと噛み締めていきたいなあ。
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