mixiユーザー(id:809109)

2023年12月11日23:53

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ええい、ままよ、ジュンク堂祭りじゃ〜!

今日は久しぶりの【ジュンク堂まつり】ぢゃ。

   …………………………

いや、祭りのつもりはなかった。

書店漁りにときどきある事象なのだが、次々に、あらまほしい新刊の見つかる日といふのがある。

アラマホシイとは、好ましい・望ましい・そうあって欲しい、なる意味ではなくて、次々に欲しい本が登場して、「あらま、ほしいわ」 といふ状態である。

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ある理由で、おそらくジュンク堂の20代と見えるジャニーズみたいな書店員、もとい、スマイルアップみたいな、いないな、スタルトーエンテルテインメントみたいな書店員は、この白髪ジジイいかれてるわ、と思ったかもしれない。

   …………………………

発見伝を順にまうしあげやう。

  方言漢字事典
  『大漢和辞典』の百年

書店では語学の棚をまず見る。これは無視できない2冊だ。

  自称詞〈僕〉の歴史

池袋ジュンク堂には、語学とは別に、日本語学・方言学のコーナーが全然違う階にある。

「僕」 の歴史なんてのは、案外 盲点である。

こういうお題の出し方がセンスである。

エライ学者センセは、このセンスに欠けることが多い。

出落ちでコスリまくられているネタを持ってきて、それを一から議論するので退屈なことこの上ない。

多くの人に読んでもらいたかったら、論文バカみたいな文章は一から改めよ。

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次に地方出版のコーナーへ。

階数の順に見て回らないので、エレベーターで激しい上下動。

株の相場だったらトレーダーはノイローゼになる。

  利根川は東京湾へ戻りたがる

さきたま出版会。


フォト



荒川のベンキョーをして、関東平野の川が、自然に、はたまた、人間の手により、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、めちゃくちゃな変遷を遂げたことを学んだ。

埼玉には、何でもない町の方々に 「河畔砂丘」 といふ砂山が点在しているらしい。

まったく聞いたことのない話なので買うた。

  南島の地名を歩く

実は、琉球諸島の地名を扱った本といふのは珍しい。

ボーダー新書。

沖縄に関する新書で、信頼がおける。

仲村渠(なかんだかり)の語源は?

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地図のコーナーに行くと【今尾恵介】さんの新刊があるかどうかわかる。

2冊あった。

今尾さんよお、あんた、いつ本書いてんだ。

すごいスピード。

スピード違反。

この人、よほどネタを溜め込んでいるんだらう。

湯水のごとく出てくる。

渇れない泉だ。

  地図で読む戦争の時代
  地名散歩

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回ったがアラマホシイ新刊のなかったコーナーは割愛している。

最後に寄ったのがアートのコーナー。

  世界から忘れられた廃虚

実にいい感じの写真集である。


フォト



廃虚は廃虚でも、作ったニンゲンたちの当てが外れたり、時代に取り残されたりして廃墟になったもので、世界遺産になるような類いではない。

世界愚産。

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で、最後にオチがある。

唯一、今日買おうと思っていた。

  ぱるる、困る。

AKB48 島崎遥香の写真集だ。

2013年刊。

ビニールが白く擦れているので、もちろん長らく動いていなかったのだろう。

最近、バラエティに出てきて、多少自分の言葉でしゃべるようすが可愛いのであるな。

やっと、ぱるるの本性が見えた。

塩でもないし、手の込んだヤリ手でもない。

普通の女の子である。

女の子ったって、29歳なんだが。


フォト








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