大阪の町中育ちの私が10歳くらいの時に思っていたことについて。
ブロンディというアメリカの一般的な主婦を主人公にしたホーム漫画の影響で、成人して家庭を持ったら、郊外の一軒家に住む。バラのアーチとBBQの炉があって、リビングから出ていけるベランダには屋外用のテーブルセット。休日の遅い目の朝食をベランダでとるという生活を夢見てたもんです。紆余曲折を経てほぼ理想はかなったのですが、ベランダで朝食という最終目手がかなったのは、なんと81歳3か月、つい今日のことです。
普段から二人そろって朝食ということがそもそも無い。私が起床して準備して、新聞見ながら食事終わるまで2時間程かかります。食事を終えて、白川夜船のうちの奥さんを叩きおこして食事させる日常。然るに風邪をひいて体調不良の昨晩は、わたし21:30にはもう睡魔に取りつかれて寝てしまった。今までなら彼女は一人で韓流ドラマのビデオを夜中の2時くらいまで見てから就寝というパターンですが、認知症初期症状が出てから最近は一人でいるのが苦手になったもんですから一緒に就寝しました。寝が足りたのか今朝は食事の準備できたタイミングで起床してきましたので、積年のベランダでの朝食が実現。
秋の日差しは8:30ではもうきつすぎます。やはり7時台でないと。それでかなえた夢の感想はというと、まあたいしたことではないんですなー、これが。
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