mixiユーザー(id:1506494)

2023年10月14日19:48

70 view

東響第93回川崎定期@ミューザ川崎大ホール

まず演奏会に先立って、本日は我がマンションの防災訓練の日
ワタシは管理組合の理事を仰せつかっておりますので、いつもは欠席を決め込んで
いましたが、今回ばかりは責任を感じます(ホントですよ)
マンションの5階と6階を統括する班長さんに指名されましたが、統括といっても
避難先に集合した参加者の点呼をとり、人数を本部に知らせるだけです

その後近くの公園で消火器による放水訓練、特設テントに煙を充満させ脱出体験訓練、
さらに地元消防署から派遣された梯子車の実演見学というコースです
実際に梯子に登ってみるわけではなく、凜々しい二人の消防士さんが高いところまで
救助に行くところをハラハラしながら見守るというもの

滞りなく終了して(すべてお約束で進みますので)、昼食を取り川崎へ(本当は睡眠
が充分でなかったので仮眠を取りたいところだったのですが)

本日はノット監督の指揮により監督自らの編曲でドビュッシーの歌劇ペレアスとメリ
ザンドによる交響的組曲とヤナーチェクのグラゴル・ミサの2本立て
ペレ・メリは3年前にスイス・ロマンド管弦楽団によりジュネーヴで世界初演された
ものなので、当然今回が本邦初演であります

グラゴル・ミサもレアな曲目ですが、ちょうど1年前大野監督指揮の都響で聴いてお
ります(どうも東響も都響も監督が意欲的なのか曲目が被ります)

客席に着くと舞台上ではコントラバスが下手に置かれており、どうやら対向配置の
ようで、その通り、16−14−12−10−8の16型でした(ブンダバーさんとは違って
表示の人数は配置順ではなくスコアの配列順です)

ペレ・メリはこれまた昨年新国立劇場での上演(大野監督指揮です)が初体験
全然我が身・血・肉になっていないもので、物語の進行に準じて主役三人のモチーフ
に基づいて構成されているというものの、何が何だか状態でした
カフェイン剤を服用して挑んだにもかかわらず、途中何度か首カックンになりました

でも、言い訳じゃないけど、茫漠として心地よい響きは、ついつい目を瞑ってしまう
本当は自宅の居間でカウチに身を伸ばして聴くべきものですよね

休憩時間中にPブロックに合唱団(東響コーラス)がオンステし、下手側がソプラノ
かな33名、中央に男声が(パート内訳不詳)36名、上手側がメゾでしょうかやや多
くて40名、いつもの通り全員暗譜です(再演されることも希でしょうに、感心)
因みに合唱指揮は冨平恭平氏で、都響のときも新国立劇場合唱団の指揮者でした

曲に関するコメントは前回に同じなので特に繰り返しません
いずれの公演も作曲者が改訂を加える前の稿に基づいております
2度目ですからさほどショッキングではない、オペラ「イェヌーファ」も経験済みな
ので、これがヤナーチェクねという余裕で、首カックンにもならず完聴(というのか)
いたしました(ドビュッシーと比べると遙かに刺激的ですから)

クレドに相当する部分では、明らかに舞台とは異なる方向から木管の響きが聞えます
音のする方に首を回しますと、3RBブロック(3階席上手側)で3人のクラリネット奏
者が演奏していました(都響のときはどうだったっけ?)

決して聴衆に阿るような作風ではありませんが、ノット監督の人気でしょうか壮大な
拍手とBravoが寄せられました(最後の最後に楽団員のいなくなったステージにお一人
で戻ってこられてステージの際まで押し寄せた聴衆に親しく挨拶するさまもまたいつ
も通り、心和む風景です

明日はサントリーホールでの公演があり、東条さんはそちらの方でしょうね
本日のブンダバーさんの感想とどちらが先になりますやら
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年10月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031