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2023年10月13日02:45

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泊まれる美術館,何と素敵なのでしょうか(ლ˘╰╯˘).。.:*♡

 とても素敵(ლ˘╰╯˘).。.:*♡ 僕も是非泊まってみたいと感じてしまいました。

 美術鑑賞をしているとしばしば「これらの作品に囲まれて夜を過ごしたい」と感じさせられます。日没後の美術館やアートギャラリーで幾つもの素晴らしい作品に出会った際などは特に。もともと夜をテーマにした美術作品などは当然ながら夜に鑑賞したほうが作品世界に没入出来ますし,そうでない作品も仄暗く静かな環境で鑑賞すると心に染み入ってくるように感じられることが稀ではありません。「出来るものなら,この空間で夜を明かしたいものだ」という願いを抱くことは,決して稀ではありません。

 そのような願いを抱くのは決して僕だけではないようです。宿泊施設において優れた美術作品に触れられる機会というのは少なくありません。たとえば東京・新宿の京王プラザホテルは美術にかなり力を入れていて,ロビーではまるでギャラリーのようにかなり本格的な展覧会がしばしば開催されています。また群馬・前橋では2020(令和2)年には客室やフロント・レストランや浴場などに沢山の美術品を設けたホテル"SHIROIYA HOTEL"が廃業した旅館「白井屋旅館」のリニューアルオープンという形で開業し,大きな話題を集めました。美術を愛する一員として,僕もこれらの取組は非常に高く評価すべきものだと考えております。
 そして今回,それらとはまた一味違う注目すべき取組を知りました。静岡県牧之原市に,何と泊まれる美術館がオープンしたのだというニュースです。「泊まれる美術館Villa Revo」というこちらの施設には1階に村上隆・KYNE・ロッカクアヤコ・友沢こたお各氏といった日本が世界に誇る美術家の作品や希少価値が高いスニーカーなどのコレクションなどが展示されている他,2階には客室があって美術館を貸し切っての宿泊が可能です。同ホテルのホームページによると宿泊の場合でも食事は提供されませんがキッチンが備えられ,その他にも会員制のお店を含む近隣の飲食店への紹介を受けることが出来るということです。なお,宿泊予約の入っていない日には通常の美術館と同様,日帰りでの鑑賞のみを目的に訪れることも可能です。

 これは大変面白い取組ですね。これまでも先述のとおり「美術作品に囲まれて夜を過ごす」ことの可能な施設自体はあったのですが,こちらのように「美術館全体を自分だけで貸し切って泊まる」という施設は寡聞にして存じ上げず,恐らくは日本初の取組ではないかと思われます。こうした施設での美術体験で覚える感動は,今までの施設とはまた一味違うものになることでしょう。新宿の京王プラザホテルですと「高層の宿泊室からエレベーターで下りてくる」という一手間が必要で感覚的には他所の美術館に出掛けるのに近いものがありますし,何よりロビーにはレストランや喫茶店もあるので時間によっては美術鑑賞と関係の無い大勢の人々が犇めいているということもあり得ます。また前橋の"SHIROIYA HOTEL"においては作品の多くが客室に展示されているので「客室に置かれた美術品を観る」というむしろ今までにも珍しくなかった形態になっている面があると同時に,そもそも各室の所蔵作品を全て鑑賞するためには何度も宿泊する必要があるでしょう。それらに対しこちらの「泊まれる美術館Villa Revo」においては美術館を借り切って誰にも邪魔されず美術作品と向かい合いその世界に浸るという,まさに文字どおりの意味で「美術作品に囲まれて夜を過ごす」ことが叶うのですから。

 こちらの美術館の宿泊料は1泊10万円と決してお安くはありません。美術館を丸ごと借りきるには,やはりそのくらいのお金は掛かってしまうのでしょう。しかしそれだけの価値はありそうだと僕は感じております。美術作品に囲まれて夜を過ごすという,通常ならば決して味わうことの出来ぬ贅沢に浸れるのですから。僕も是非一度宿泊してみたいものだと心の底から感じております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



牧之原市に泊まれる現代アート美術館「Villa Revo」がオープン!​非日常をゆっくり楽しむ
https://www.at-s.com/life/article/ats/1328364.html
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