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2023年10月09日15:38

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スズメバチ

・スズメバチ、と言えば泣く子も黙る危険生物の誉れ高き猛昆虫として知られているが、大形スズメバチに限って言えば、一番危険なのはオオスズメバチ、二番目は遭遇率の多さでキイロスズメバチだろうか。モンスズメバチやチャイロスズメバチはまず山林に行かない限り出会うことはないし、ヒメスズメバチはガタイはデカいが巣があってもその存在に気が付かないほど温和しい。
 同じ様なのがコガタスズメバチだろう。このハチも体こそNo3の大きさだが巣もそれほど大きくはなく、性質もヒメと同じくらい温和しい。なのでウチの庭に巣くっていても、つい最近まで気が付かなかった。実はどうもコガタスズメバチがいるのでは?と気が付いたのは三日前。ウチで見付けたのは二回目。一回目はもう20年くらい前で柚の木に巣くっていた。その時は私もまだスズメバチについてはそんなに詳しくなかったのでビビりまくって冬まで近付けなかったのだが、今はもう図太くなって巣の側まで接近している。キイロやオオ、モン、チャイロだったら傍まで絶対に近付けないし、もっと早い段階でぶんぶん飛び回るから駆除していただろう。
 大形とは別に大阪では少ないのだが、クロスズメバチというのがいる。蜂の子を食べる種類のハチだ。これは大きさはミツバチくらいの小さな鉢。実は一度だけ刺されたことがある。信州でキノコの観察会に参加してどうもクロスズメバチの巣の近くを通ったらしく、数匹がまつわりついてきて、襟首に入った。思わず押さえて首筋に熱っ!と感じた。マア、アシナガバチに刺されたのとそんなに変わらなかったが。
 コガタスズメバチはは温和しいのでここまで近寄れる。比較的人家の近くで巣を作ることがあるようで、見た目がかなり恐いので見付かったら駆除されるのだが、このハチは蠅やその他の色々な害虫とされる昆虫を狩るので見付けてもいたずらに怖がらず、温かく見守ってやってほしいものだ。
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