京成ローザの会員の期限が切れていたので、会員の継続手続きを兼ねてローザで観てきた。会員を継続するのに500円かかるが、それで映画の無料券がもらえるので、実質500円で一本観られるのだ。
前回の映画の筋書きはごく普通にありそうなシティーハンターで懐かしいって感じだったが、今回はなんというか本筋を追われている気がしたので「あれ? この話って原作漫画では決着着いてなかったのか〜」と思った。
原作どうだったんだ? 正体がわかっただけで、戦わなかったんだっけ? って感じ。
それで、Twitterには「もっこりVIVANT」とつぶやいたのだが、「主人公は、海外の紛争地帯の孤児で凄腕の工作員」、「父親はテロリストの親玉で敵対している」、「親父に翻弄されまくる」、「義兄弟に当たるキャラの嫉妬の対象になる」など、なんだかVIVANTにハマっている人に受けそうな共通要素が多いな〜と。
ヒロインの立ち位置も、お話の展開も、なかなかいい感じだった。初めはただの噛ませ犬と思っていた刺客が、実は可哀想なやつらだったりとかもいい感じだし。プロット的には最近いろいろとある殺し屋が題材のハリウッド映画のひとつみたいにも感じるし。
前は匂わせる程度だったが、キャッツアイもばんばん出てきて、展開に関わっていて世界の広がりがすごい。
少し前のアニメでキャッツアイはルパン三世とコラボしているから、その関係でか、話には関わらないがルパンまでゲスト出演していた。
シティーハンターのおふざけ要素としては、前半ではしゃぎすぎな感じだった。
ただ「もっこり」をやたら連発する割に、一度たりとも冴羽獠の股間がもっこりはしないという違和感。あれじゃ、台無しだよなあ。映画でもやるの難しいの? 馬鹿みたい。
声優陣は、できるかぎりオリジナルの人で固めていて感心したんだけど、どうしてもところどころ「ああ、厳しそうだなあ」と思ってしまう箇所が。声質が、というよりも言葉のテンポでそれが感じられることが多かった。やけにゆっくり話すなあ、という印象のキャラが多い。
だが、最終章であって全然決着がついてない。
これ絶対にもう一本やるんだろうな。あともう一本だと、声優さんもこのままいけそうではあるし。
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