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2023年09月23日04:33

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入管/多様性/ポルチーニ

写真は順に
*名取事務所「ホテル・イミグレーション」チラシ
*朝井リョウ「正欲」(新潮社)表紙
*生のポルチーニ

シアタートップスで名取事務所「ホテル・イミグレーション」</span>観劇。
作・演出:詩森ろば
大先輩の田代隆秀さんが人情弁護士役で好演されていた。
タイトルは在留資格を失った外国人を収容し続ける入国管理局を揶揄するものだ。
ちょうどNHKドラマ「やさしい猫」を観たばかりだった。
在留資格を失った外国人とその日本人妻が入管、すなわち国を相手取って裁判を起こす物語。
今夜観た作品でも日本の入管の厳しすぎる対応に、カンボジア人とクルド人が生きる気力を失いかけていた。
支援者たち、日本人妻、隣人の外国人差別と偏見、現代日本の家庭における負の構造も描かれて、今すぐには何も解決しそうにない、厳しい現実を突きつけられる。
日本が大好きで移住してきた外国人が、絶望して自国に追い返される物語はいくつかあるが、逆に入管側の立ち場を正当化する作品があれば、それこそ観てみたいと思った。
拍手が鳴り止まず、カーテンコールは2回行われた。
偏見の塊の隣人、町内会長の後藤を演じた山口真司(演劇集団 円)さんは圧巻!詩森さんが彼に言わせた台詞も強烈だった。
さて劇場で嬉しい再会があった。
Asako Kanoさんに遭遇、しかも同じ列で。
名取事務所は秀作公演が続いているとの話が出たが、同感だ。
それらに田代さんが出演され続けていることもまた嬉しい事だ。

朝井リョウ「正欲」(新潮社)のテーマはダイバーシティ。
不登校児童と両親、学祭のミスコンに反対する女子大生、引きこもりの中年男…多様性と一口に言っても世間的に受け入れられない人生を選ぶ人々もいる。
ダイバーシティは性についても当然ある。
正欲は人によって定義が違う。
多数派から見た正しさの定義と少数派からみたそれは常に一致しない、そしていつも少数派の定義は理解され難い。
彼らが理解されることを期待せず放っておいてほしいと願っても、社会がそれを正しくないと断じてしまったら、存在も感情も望んだように認知されない少数派はどうするのだろう。
もう少し詳しい読書日記はこちらから↓
https://bambi-yuuki.seesaa.net/article/500819269.html

伊勢丹の6F催事イタリア展へ。
生ポルチーニ、初めて買ったよ〜v(´∀`*v)
パンチェッタも購入したので、夕食は
*パンチェッタ、ポルチーニ茸、ブロッコリーのアーリオオーリオパスタ
*牛肉コロッケ&ヒレカツ(神戸コロッケ)
*鶏団子、大根、豆腐のスープ
*オリーブ入りのパン(リチュエル・ル・グランド・ブレ)
残りのパンチェッタとポルチーニ茸は冷凍保存。

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