ここ2年くらいで狂ったようにパンツを買っていた。念のため書いておくが、いわゆる下着のパンツではなく、ボトムズ/ズボン/スラックス等のパンツ。
数だけで言えば、毎月2本ずつ買っていたような計算になる。1番高いのはINCOTEXのン万円だが、それでもセール期に買ったので2割くらいは引かれていたか。1番安いのは、割りと最近買った、某紳士服量販店ブランドのポリエステル100%の夏用スラックスで、2000円ちょっとだったか。確か裾直し代を入れても3000円しなかったような。ちょっと反則かもしれないが、ユニクロのドライテーパードも入れると、そっちの方が安いか。
と、一体いつ履くんだよ?なくらいのパンツの数になってしまったことに、そこそこ自分でもショックを受けている。
友人だったか?同僚だったか?は忘れたが、
パンツ買うのって面倒臭くない?
買って終わり、とならないじゃん?
裾の長さ決めるために試着するじゃん?面倒じゃん?
器用な人なら自分で長さ決められるけど、不器用なので店員さんに頼むじゃん?
店員さんと話すのも時に面倒臭いじゃん?
後日、また受取に来ないといけないじゃん?
引換票失くすとまた面倒じゃん?
というような話をしたことがある。要は普段通りにパンツを履くまでに、手順が多く、時間もかかる。最近でこそ、買ったのが午前中なら午後には受け取れるようなサービスをやっている店も増えたが、まだまだ少ないように思える。
だから、何と言うか、パンツを買うのにある種の覚悟が必要だったのだよね、自分は。その覚悟のハードルが下がったからこそ、狂ったように買ってしまった、ということなのだろう。
なぜハードルが下がったか。キッカケは、某紳士服量販店でコーデュロイの冬物パンツを買ったことだ、と思っている。その量販店ブランドでは、パンツのデザイン/シルエットを示す記号がある。そして細かいディテールの違いはあれど、その記号が同じなら、基本的に同じサイズ/履き心地なのである。だから試着しなくても裾の長さが決められた。これが大きかったと思う。
その後、別のブランドのパンツを買う際にも、おおよその裾の指標ができて、こんな感じで!というのが伝え易くなって、ハードルが下がったのだろう。
パンツが揃ったことで、毎日の服装も随分変わったと思う。暑い今の時期にジーンズを履くことが無くなった。今の時期は、もっぱらショートパンツか、ポリエステル100%のスラックスばかりだ。これからもある程度パンツを買うとは思うのだけど、その際、どのような格好をしているだろうか? カッコイイパンツとの出会いが楽しみである。
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