写真は順に
*映画『ドライブ・マイ・カー』イメージ画像
*カレーの夕食
映画『ドライブ・マイ・カー』を配信で視聴。
Amazonプライム、Netflixで視聴可。
原作/村上春樹・監督/濱口 竜介
舞台演出家&俳優の家福(かふく)は最愛の妻・音(おと)を亡くす。
生前の音との関わり合い方、スタイリッシュに生きる家福が追求しようとしなかった人間の本音。
至福と隣り合わせの嫉妬と絶望、やがて訪れる平安の時を求めて「生きていかなくちゃ」とはチェーホフの作中での常套句。
繰り返し出てくるチェーホフの「ワーニャ伯父さん」の稽古風景と本番の舞台が主人公の心象風景と重なる。
家福のみさきへの言葉が刺さる。
「生き残ったものは死んだ者のことを考え続ける。
どんな形であれ、それがずっと続く。
僕や君はそうやって生きていかなくちゃいけない、生きていかなくちゃ」
どんな人の心にも闇はある。
過去生の負の部分を、それが自然だと受け入れる覚悟を持った時に、初めて人は自分で自分を救えるのかもしれない。
私はそこまでまだ達観してないけど。
家福の愛車はスウェーデンのサーブというメーカーの900という車種。
そのサーブはメーカーそのものが消滅しるそうだ。
ある日の夕食から
牛ひき肉カレー
ミルフィーユかつ
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