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2023年06月17日23:20

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6月17日 「三人の妻への手紙」「将軍様、あなたのために映画を撮ります」見て、ショートショート観に行く

今日は、アメリカの名監督ジョゼフ・l・マンキーウィッツが49年に作った名作を見ました。
ジョゼフ・l・マンキーウィッツは、アメリカの監督協会の会長などをしていた大物の映画監督です。
この映画は、当時、アカデミーで脚色賞を取りましたが、確かに脚本の技術は優れてます。
最初に定期船に乗った三人の妻は地元の仲良しなのだが、同じく噂の美女から手紙が来て「あなたがたの誰かの夫と駆け落ちします”という手紙を出して、それぞれに思い当たる節があり、三人の妻のそれぞれを回想して、それぞれに夫が美女と駆け落ちする伏線があります。
ナレーションを手紙を出した美女がしているのですが、最後まで登場しない構成が何よりも素晴らしいです。
3人の女優は知らない名前ですが、夫役でカーク・ダグラスが出てました。
良く出来た映画ですので、名作を探している方にはお勧めだと思います。

更にもう一本、2016年のイギリスのドキュメンタリー映画を見ました。
今日の世界において、最も奇妙な独裁国家、北朝鮮を題材にしたドキュメンタリー映画で。
1978年にまずは、韓国でトップ女優が行方不明になります。やがてその元妻を探しに行った映画監督も行方不明になるのですが。真相は北朝鮮の映画好きの独裁者の長男、金正日が映画を作りたいから、拉致していたのです。
女優は殺される恐怖を感じながら北朝鮮で匿われて生活をしていたのですが。映画監督は、一度脱走しようとしたので、強制収容所に5年も入れられたそうです。そこから洗脳されたふりをして、金正日に会って、スポンサーになってもらい、何と、2年3ヶ月で17本の映画を撮ったそうです。
北朝鮮では生活に自由は無いのですが、好きな映画を撮っても良いという自由を与えられて、好きなだけ映画を作っていたのですが。やがて北朝鮮政府が油断した時に、亡命をするという話。
優れた映画を作りたいので、韓国の映画監督と女優を拉致するという今日の文明国では信じられない事件ですが。映画を見ていると、この独裁者の息子、金正日は人の気持ちが理解できない坊ちゃんで、政治家向きではなく芸術家になりたかったのが分かります。
なかなか面白いドキュメンタリー映画です。
お勧めだと思います。

夜は、二子玉川に、ショートショートフィルムフェスティバルに、知合いの監督の短編映画が上映されていると聞いて、観に行ってきました。
何と、知合いのプロデューサーの藤田さんや、知合いの監督の中村さんとか、カメラマンの芦澤とかもおられましたので、一緒にレストランに入りました。
が、ダイエット中なのと、酒も止めてるので、オレンジジュースを一杯だけ飲んで帰りました。
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