日本人の"民意"の賞味期限が、どんどん短くなっている気がしてならないんです。
それは、前回衆院選から1年8ヵ月。
折り返しにも達していないのに、衆院解散熱が、ネット上で過熱しているということ。
ちなみに、衆議院議員の規定は、日本国憲法第45条にこう書かれています。
【衆議院議員の任期は、四年とする。但し、衆議院解散の場合には、その期間満了前に終了する。】
ただ、実際は三年、いや二年半から三年程度での衆院解散、というのが常にはなっているわけですが(;´∀`)
でももはや、その二年から三年という期間でさえも、日本人はもたなくなっているのかもしれません(;´Д`)
参議院議員の任期は6年。そのうち半分が、3年ごとに改選される。
衆議院議員の任期は4年。ただし、解散総選挙があるため、より民意を反映しやすい。
公民の教科書に必ず書かれているこの記述によって、当然、学校教師も塾講師も、この解説をしなければならない。
ただ、SNS全盛のこの時代。
日本人の"民意"の賞味期限が、どんどん短くなっている気がしてならないんですよ(;^_^A
前回衆院選からわずか1年8ヵ月なのにもかかわらず、ネット民からの解散熱があまりに高いのは…
旧統一教会報道が再燃したからに他ならないわけで…
「自民党に殺される」
「岸田政権の一刻も早い総辞職を」
「統一教会に汚染された自民党はいらない」
だいたいこの辺りの"ハッシュタグ"が、常にトレンドになっているんです(^▽^;)
冷静に考えるネット民からは…
「まだ折り返しにも来ていないのに、解散総選挙は税金の無駄」というコメントもあるほど。
ただ…
総選挙をして、一刻も早い岸田政権の退陣を求めます
というコメントがある一方で…
どうせ選挙をしたところで組織票のある自民党が大勝するに決まっている
なんて冷めた見方もあるわけで(´-∀-`;)
解散なんてしなくていい。きっちり4年間仕事した上で選挙してほしい。
なんて意見も、少数ながらあるわけですよ(;´∀`)
世界の選挙制度をきちんと知っているわけでもないのでアレですが…
国家元首が選挙時期を自由に決められる国、というのが他にあるのかなと(;´・ω・)
もし、トランプ氏(アメリカ合衆国前大統領)がこのやり方を知っていたら、喉から手が出るほど欲しいんじゃないですかね(^▽^;)
無理矢理選挙システムを改正するくらい、やりかねないほどで(;^ω^)
そういう意味では、日本の政治システムって、不安定そのもので。
内閣支持率が高い政権であれば話は別ですが…
いざ、不祥事、失言などなどで支持率が低下すれば、途端に解散熱が出てくる。
議院内閣制ゆえ、一度決まった内閣総理大臣であっても、一旦国民がイヤだとそっぽを向いたら、ものの数ヵ月で首相が退陣せざるを得なくなる国なんですからね〜(;・∀・)
で、ここで改めて、岸田政権不支持という人に問いたいんですよ。
では、あなたは誰が首相ならいいんですか?と。
・岸田首相以外の自民党の誰か
・泉健太立憲民主党代表
・その他
この三択で、世論調査してほしいと、常々思っているんですよ(;^_^A
今日の本題。
日本人の"民意"の賞味期限が、どんどん短くなっているということ。
あえて比べるのもアレですが…
アメリカ大統領の任期が基本は8年なのに対して…
同盟国ニッポンは、8年なんてやれば"長期政権"になってしまうんですからね(^▽^;)
イヤならさっさと次の政権に…
この感覚は、それこそ日本人独特の感覚なのかもしれませんがね(;´∀`)
ログインしてコメントを確認・投稿する