というわけで 行ってきました。
舞台「エヴァンゲリオン・ビヨンド」
私は主演が窪田正孝さんだというただそれだけで福沢さんを超えるお金を払っても見に行きたかったのですが、正直アニメのエヴァンゲリオンは失敗作だと思ってます。コンテンツは面白いものがありますが中二病を中二病のまま物語がとっちらかってしまいました。なので劇場版も見てません。
期待値:スーパー歌舞伎ワンピース
実測値:実験的な劇団公演。世田谷パブリックシアターあたりでやっているやつ
まず今回の舞台はアニメをそのまま舞台化したものではなく使徒、エヴァンゲリオン、謎の組織、中二病の主人公達というコンテンツのみエヴァから拝借、キャラクターの名前も変わってます。とはいえ「あんたバカァ」の名セリフもありますし、誰がどの主人公を象徴しているのかはエヴァを見た人であればすぐわかります。
また今回は役者さんとは別に様々な状況や心理を表すためにダンサーの方が多数参加されてましたが彼らの身体表現がすごい。そしてまさかのダンサー並みの窪田正孝さんの身体表現、、、彼はどこまで底力があるのかと恐ろしくなりました。
劇場の Mirano-zaは東急シアターオーブみたいな感じです。私は2階席正面と非常に見やすい位置ではありましたが舞台は遠い。オペラグラスを持ってくるべきでした。
で、感想としては この公演、好き嫌いがかなり分かれると思います。
自分はなんか実験的な舞台だなー、へー、ほー。と見てましたが、せっかくの広い空間を活かしきれてないのがなんというか。せっかくワイヤーアクションを使うなら役者さんを客先中央まで飛ばしてもいいと思います。
それとエヴァンゲリオン本体は多分人体よりやや大きめの模型を人が動かしていたようですが、これ意味ありますかね?映像を使って大きく表現したほうがよかったのではと思います。ロボットアニメって大型ロボットが躍動するのが楽しいわけですし。
私なぞより歌舞伎や宝塚や劇団新感線を見慣れた人なら多分期待値よりしょぼかったと思うと感じましたね。自分はまーどこかのTVで放送してくれれば遠すぎて見えなかったのを再確認したいとは思いますが、もう一回見たいかと言われるとみる必要はないです。
ログインしてコメントを確認・投稿する