映画 最高の花婿 ファイナル

「最高の花婿」の３作目。２作目はコロナのロックダウンのはじめの頃で映画館が平日昼しかやっていないので映画館での視聴は断念

国際結婚のその後および同性婚にも踏み込んだ内容でやっぱり笑えた。建前は法の下に平等だけどなんのかんのと中東系やアジア系の人にとっては生きにくい時もある。

そしてとうとう３作目に突入。最初にみたのが2016年だったから7年ぶり？出演者の花婿役の人も頭がグレーかかってきており時の経過を思い起こさせる。
今度は夫婦の結婚40年を記念して各国の婿のご両親をフランスに呼んでのパーティーを計画する。いろんな国の両親がそろうともうカオスというかめちゃくちゃ。イスラエルとパレスチナの紛争を皮肉ったであろう小さなプチバトル、面子をつぶされた中国人夫婦がずーっとそのことを根にもったり。

映画では誇張されているけど、これが多民族で成り立つ国家の日常なんだと思う。毎日がどこかの宗教の記念日だったり誰かの特別な日だったり。現在フランスでは年金の支給開始をめぐって大規模デモが発生したりと、いろいろありますが、夫婦も国家もどこかしら問題がないところはない。どう折り合いをつけるのかが大切なんだろうと思った。