半世紀ぶりの「ぶぶ漬けしぐれ」

写真は順に
＊まとめ買いした文庫本たち
＊京漬物

これで当分読み物に困らない❣
この日ブックファーストでまとめ買いしたのは
西村賢太の「疒（やまいだれ）の歌」（新潮）、中山可穂の「弱法師（よろぼし）」（河出書房）、三浦しをんの「愛なき世界」上下（中公）、そして根強い売れ行きの辻村深月「傲慢と善良」（朝日）、わずか5ヶ月で9刷、大したものだ。

書店の業界紙で知った売れ行きが良い文庫や「おすすめ文庫王国2023」（本の雑誌社）で評価の高いものからチョイス。

今読んでる浅田次郎の作品の後は、まず西村氏から攻めよう。
西村賢太氏は今時珍しい私小説家だったが昨年2月に他界されている。
私小説は私が愛する車谷長吉さん止まりだったが、彼もすでに鬼籍に入っている。
それ以来読むことになる私小説だ、期待している。

お気に入りの京漬物たち💕
仕事の帰りに伊勢丹の土井しば漬け本舗に寄って京漬物お買い出し。
真ん中・ぶぶ漬けしぐれ
左上・日の菜きざみ
右上・里のごぼう
子供の頃、実家が商売をしていたので、盆暮に届く贈答品の中でも楽しみだったのが土井のお漬物セット。
とりわけ「ぶぶ漬けしぐれ」が好きだったが、半世紀ぶりに食べたら味が変わってた…昔はもっと甘かったし、こんなにしょっぱくなかった、絶対に。
ほとんど「きゃらぶき」の味に寄せていたのでちょっと残念。
きゃらぶきも好きなんだが、ぶぶ漬けはぶぶ漬けのままでいてほしかったなぁ…
残り少なくなると弟と取り合って食べた頃の味ではなくなってた。
まぁ基本的に美味しいと感じるし勿論食べるけど(；´∀｀)