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2023年02月20日09:15

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福音(ふくいん)の伝道

私は “キリスト教” という言葉が苦手だ。

英語のReligionは “再び神とつながる” という意味であり、日本の宗教は英語のsect(宗派)に近い。

神は唯一であり、それは太陽や月と同じく人とは無関係に存在するものだ。

“キリスト教” と言うと、まるでキリストという人が考えついた教えみたいな印象になる。

そうではなく “現実に存在する神とどのようにつながるか?” その方法を説くのが、Religionであり、その一つがキリスト教である。

だから根っからのキリスト教徒は “キリスト教” とは言わない。ただ “福音” と言う。

神からもたらされた “よい知らせ” だからだ。


人は神と断絶したため悪魔の仲間になってしまった。

悪魔とその仲間はいずれ地獄に落とされる。

神はそれを憐れみ、人に、もう一度、神の仲間に加わる道を与えた。

それがイエスの十字架によるあがないであり、これを受け入れる人は、悪魔の仲間から神の仲間へと移り、来るべき審判の日、地獄に落とされずにすむ。


これが福音なのだが、聖書を読んだことがない人は突然の脅迫に驚く。

聖書の内容を信じているからこその福音であり、聖書を創作本と考える人には通用しない。

何を信じるかはその人の勝手。私がとやかく言えることではない。

まず、聖書を読んで欲しい。


誰もが死後の世界に関心がある。

神道、仏教、スピリチュアルなど、いろいろな救いがあり、それらは誰でも天国に行けることをうたい文句にしている。

ただ、そこには慰めはあっても、なぜそうなるかの理屈がない。

そんなに都合よく天国に行けるものだろうか?

福音はその答えを用意している。


昔の人にとって神との関係はとても大事なものだった。

でも、今の人は、神との関係に思い巡らすことはない。

宗教といえば、ただ金儲け。人の考えたウソ。

そんな世界にうんざりし、考えることをやめてしまったのだろう。

また、日々の生活に忙しく、なかなか考える暇がない。

でも、この問題はなおざりにはできない。

“福音のない人生はむなしい”

それは人間の根源である神から離れ、自分がどこから来てどこへ行くのか知らない人生だからである。


また、天国か地獄かを決めるのは神であり、人が「あなたはイエスを受け入れないから地獄行きだ」と言うことはできない。

それはその人を裁く行為であり、裁くのは神であり人ではない。

私にはイエスの十字架によるあがないが重要であり、私は “それが天国への道だ” と信じている。他の人のことはその人が考えるべきことだろう。

天国行きか地獄行きかは神の領域であり、人が答えられることではない。

ただ “福音とはこういうものだ” ということは、機会があれば伝えていきたい。
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