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2023年02月05日15:42

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五嶋みどりのリサイタルを聴き逃す

五嶋みどりの演奏会が地元の近くの
枚方市であったことを知らずに
過ごしてしまい、非常に後悔している。

ます、場所が枚方市駅すぐのコンサートホール。
チケットも4〜5千円と格安!
さらに、プログラムがなんと
フランクとプロコ1なのだ!

なんでこんなコンサートに気が付かなかったのだろう?


五嶋みどりには、実は、少なからず思い入れがある。

彼女は大阪の枚方市出身だが
自分は幼少の頃、香里園に住んでいて
ここは寝屋川と枚方の境で、
子供の頃は、どこが寝屋川でどこが
枚方なのか、あまり意識していなかった。

つまり、五嶋みどりとは、ほぼ同郷なのである。

彼女のことを幼少の頃から知っているという人は、
ヴァイオリンの師匠や
地元のおばちゃんなど、いままでに何人にも会った。
幼少の頃から、地元では結構有名だったのだろう。

そして、華々しいデビュー。

特にパガニーニの2枚のCD
(カプリースと協奏曲)には
心底驚かされた。
10代の、まだ外見は子供っぽい女性が
ものすごい勢いでパガニーニを弾くのである。

カプリースや協奏曲は、大ヴァイオリニストの名盤でも、
うまく弾けていないところが結構あるものた。
それくらい難しいのだ

枚方市でヴァイオリンを習っていた少女が
デビュー直後から世界中で話題になり、
メータ/ニューヨークフィルとか
アバド/ベルリン・フィルと共演するのである。
こんなすごいことがあるだろうか?

最近のコンサート情報にうといのは
オペラの面白さにはまっていて
器楽のCDやコンサートに対する興味が
低下しているのというもある。

正月はワーグナー「トリスタン」と
Rシュトラウス「ばらの騎士」と
ヤナーチェク「イェヌーファ」を聴いた。
オペラは麻薬だと思った。

「イェヌーファ」ははじめて聴いたオペラだが
不思議な魅力を持った作品だ。
親しみやすいメロディもないし、陰惨なストーリーだが
聴いていると、どんどん作品の持つ魅力に
引き込まれてしまう。

五嶋みどりのコンサートを聴き逃したのは残念だが
いまはオペラを楽しむ時期なんだと
無理やり理屈をつけて諦めるしかない。



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