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2022年10月07日23:39

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ヒビノキ792(10月2日〜10月8日までの1週間/週前半)

2022/10/02〜2022/10/08までの日曜日〜水曜日の週前半の日記です。

■2022/10/02/日
コンビニにパソコンで作成した集荷の送り状をもっていったけれど、店員の若い兄ちゃんが不安がり、わさわざ店で紙の伝票に控えを書く状況どういことなんだよ。だいじょうぶだよ。出力した伝票を渡せば終りだ。

『ラブライブ!スーパースター!! 第2期』 第11話 「夢」
http://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/
「Liella!」が1st通過でマルガレーテが2nd通過。全国出場。……なんだけれど、 この展開なんなんだよ。「ラブライブ!」に「すぐれた物語」なんて求めない。ただかんのにウィーンの音楽学校から転入のすすめがきて、かつバーターでマルガレーテがこの学校にかのんと編入できるかもしれない? 突然すぎだろ。マルガレーテをどうしたいわけか? まったくわからん。ミステリアスさも矮小化するし。

それをいうならば、かのんの転入推薦もそうで、世界トップクラスの音学学校が彼女を推薦してくる土台も伏線もまったくなかった。転入を断り、卒業まで結女に残る選択をしたかのん。この選択にちーちゃんが「だめだよかのんちゃん」と反対する理由はらしいけれど、どう物語を収束させたいのかわからん。以前もふれたけどマルガレーテの存在いらなかったじゃないかな? あきらかにもてあましてる。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第1話 「魔女と花嫁」
https://g-witch.net/
15年に放送した前作から数えて7年ぶりとなった新作ガンダム。ガンダムを放送するため毎日放送が用意した“日5”も復活。今期最大の話題作/期待作のひとつ。おそらく先週の「序章」の約12年後からスタート。主人公であるスレッタ・マーキュリーが愛機ガンダム・エアリアルと一緒にアスティカシア学園へと編入するためやってくる。そうしてスレッタは“花嫁”ミオリネを得る。

「鉄血〜」の初期/序盤はあきらかに女性むけ作品を意識していたけど、この百合ガンダムは男子むけやな。おそらく学園の究極的ルールである「決闘」とホルダーの関係を通じ、「獲得」と「剥奪」が展開するとは思うけれど、ウテナライクな部分おおすぎ。この時点でガンダムらしさやシリアスなテイストは弱い。ただ魔女が花嫁を得る初回の衝撃は強い。作画や美術はリッチで完成度が高く話題作の面目躍如。

『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』
https://beasttamer.jp/
原作は「Kラノベブックス」が刊行している深山鈴のライトノベル。今期の「なろう系作品」。動物の能力を引き出すことのできるビーストテイマー・レインは、サポート業務のために勇者パーティへ加入していた。だがパーティのリーダーで勇者のアリオスはレインのリストラを宣言。ソロで行動を開始したレインは猫霊族のカナデと出会う。初回はレインのパーティ追放とヒロインであるカナデの登場。

いわゆる追放ジャンル。追放した主人公たちが追放元のパーティより格上になっていく。地味な滑り出しで「なろう系作品」の特徴である規格外のパワーや主人公の能力は次回に持ち越し? 監督は「恋愛暴君」と「ぼくのとなり〜」の濁川敦。制作はそれらの作品で監督と関係の深いEMTスクエアード。 順当な監督選択。全体の出来は普通。よくある「なろう系作品」の水準以上でも以下でもない。

『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』 第1話 「宇崎ちゃんはやっぱり遊びたい!」
https://uzakichan.com/
原作は「ドラドラドラゴンエイジ」で連載している丈の漫画作品。2020年7月〜9月に放送していた1期に続く2期。先輩・桜井真一と、その先輩ラブでうざかわい後輩・宇崎花の大学生活を描くラブコメ。特別・新規に説明なし。前期で関係深化した恋人未満状態の2人からスタート。献血ポスターでの環境テロから開き直って、宇崎ちゃんの「すごいでかい」おっぱいとエロを全面に押し出す。

欲望全開のコスプレを、真一と宇崎ちゃんにさせてしまう亜細亜実の登場をふくめ、作品の主要キャラクターをなめていく展開。監督は1期に引き続き三浦和也。制作はENGI。ENGIは今期「新米錬金術師〜」と「艦隊これくしょん」の3本体制。おそらく「艦隊」は全話納品ずみ。本作も作画が安定した「良い方のENGI」だし制作期間もあった。ですから半分以上納品しているかも。とってはおきます。

■2022/10/03/月
中国のクライアントに電話をしたら国慶節(祝日週)の連休で親戚の人達のわいわいいってる声が響く。なんとなくニュアンスで親戚一同が「日本のお客さん」だといってる感覚がわかる。連絡の時期にも国際感覚が必要な時代ね。

『新米錬金術師の店舗経営』
https://shinmai-renkin.com/
原作は「富士見ファンタジア文庫」が刊行しているいつきみずほのライトノベル。今期の「なろう系作品」。8歳のときに両親が他界して以来、孤児となった主人公サラサは王立錬金術師養成学校へ入学。努力を重ね卒業試験へ挑む。初回はサラサが予想外の事態を克服し卒業試験をクリア。師匠のオフィーリアの口添えで自身を店を持つ。だが彼女の店は廃墟同然であった。

「なろう系作品」だけれど、現在のところサラサの突飛な能力は確認できない。努力と根性が先行。ビデオゲームの「アトリエ」シリーズを想像する設定と内容。ユニークさは薄目。監督は博史池畠。制作はENGI。博史池畠はいままでENGI作品への関与もないしどういう経緯の選出? ツボをかきまわす場面のコンテに監督味を感覚する。キャラクターの作画は及第で全体の出来は安定感のある一話。

■2022/10/04/火
日頃バッティングセンターに行くと語るおまえ(下の子)が、リモートワークで午前は元気だったのに、突然午後「整体にいくので半休をください」といったとき“グッ”と理由の質問を飲み込んだ上司3人に感謝しておくんだぞ。

『忍の一時』
https://ninja-ittoki.com/
DMM pictures × TROYCAが制作するオリジナルテレビアニメ。主人公で中学生の櫻羽一時は、身体能力こそ高いが、一見どこにでもいる普通の学生であった。だが突然、告白してきた中学の後輩・椿里美から殺害されそうになり運命が激変。一時は伊賀忍者第19代正当後継者。その日から様々な忍術流派へねらわれる過酷な運命へ挑む。初回は一時が甲賀忍者の襲撃をうけて自身の出自を知る。

キャラクター紹介を見る限り、現代スーパー忍者大戦。パッと見はシリアスかコメディかわかりずらい。半々なんでしょうけれど。テクノロジーを活用した現代忍具など設定と美術はユニーク。キャラクターもよく動いてて、鈴木 勇をはじめ、実際活劇に定評のあるスタッフの面子も良好。今期では現在のところはアクションの筆頭。ただ、よくある設定だというのはたしかで、どう独自色/独自性をだせるか。

■2022/10/05/水
下の子との食事で男子と女子の混成グループでいくと、意見がわれたすえに落し所の“中間”を探る行動がはじまるんだけど、なんでもいいから、はやくきめてくれよ。今日さむいんじゃ。

『ヒューマンバグ大学』
https://humanbug-anime.com/
原作は民放で数々の人気番組を担当したプロデューサー――ケイコンテンツ代表の平山勝雄が制作するYouTubeチャンネル。 世界で発生した奇妙な事件や犯罪から「危機管理」や「教訓」を学ぶ内容。初回は死刑制度を問う。死なない男である佐竹博文を通じ、有名な「石鐵県死刑囚蘇生事件」を取り上げる。「死刑から蘇生したらどうなるのか?」死刑における制度上想定外の物事をしめしていく。

初回はYouTubeチャンネルで公開している内容の焼き直し。 配信動画に動きと音がついたもの。バラエティ番組的構成で、類似した媒体・番組なら99年〜00年に放送していた「週刊ストーリーランド」がそうか。監督は西山司。制作は監督所属のDLE。 はっきりいってしまうとウェブコンテンツで十分。1本まるまる30分の内容では間延び気味だし苦しい。またテレビアニメとしての作画や出来を問う作品でもない。

『陰の実力者になりたくて!』
https://shadow-garden.jp/
原作は「エンターブレイン」が刊行している逢沢大介のライトノベル。今期の「なろう系作品」。「核に打ち勝つ能力」を手に入れる目的で、日夜、自警団的活動を行う影野ミノル。ミノルは同級生の少女を救う帰り道、交通事故に遭い異世界的転生をはたす。初回は転生以前――影野ミノルが同級生・西野アカネを乱暴目的で誘拐した軍人と戦う。ノリとしては映画の「Kick-Ass」や「SUPER!」

本番は来週から。ただ、この異世界転生のプロローグも作画良好。西野を誘拐した犯人との格闘はよく動ている。もっとも転生した以後の物語が初見にはわかりずらい。監督は中西和也。制作はNexus。「Re:ゼロ」のメインアニメーターでNexusが20年制作した「ダーヴィンズゲーム」で監督は、ほぼほぼ一人で作監を担当した。Nexusは20年以後のブランク期間、本作の制作に集中してたんだな。おそらく

『転生したら剣でした』
https://tenken-anime.com/
原作は「GCノベルズ」が刊行している棚架ユウのライトノベル。今期の「なろう系作品」。交通事故によって死亡し剣へ転生を果す元・男性。男性は魔物の体内の魔石から様々な技能や能力を獲得/成長していく。その剣の彼は、自身をいずれ“師匠”と呼ぶ、使い手・黒猫族のフランと出会う。初回は元・男性の転生と剣化。装備者フランとの出会い。まさしく彼女と強さを求める武者修行を開始するまで。

「なろう系作品」のジャンルとしてはいわゆる器物系主人公。このジャンルとしてはパイオニアであるはず。初回は順当に“師匠”と装備者フランの邂逅と交流を描く。現状、今期の「なろう系作品」では作画スタッフも良好。「スライム」に続くキルタイムコミュニケーションズの次の玉かも。監督は石平信司。制作はC2C。道具系/器物系ジャンルのなろう映像化ははじめて。ですからユニークさはある。

『不徳のギルド』
https://futoku-no-anime.com/
原作は「月刊ガンガン」で連載している河添太一の漫画作品。10代を訓練と実戦にあけくれ、まったく「青春」を体験してない主人公のキクル。あこがれのキャンパス生活を送る目的で彼は町を守る「ガード」をやめようとする。だがキクルに街の護衛をまかせっきりのギルドは引退を拒否。「出会いがないならば」と武道家であるひたむきを派遣。だがひたむきは魔物を引き寄せるエロエロ体質であった。

冒頭4人のヒロインが凌辱されてる時点で完全なエロコメ作品。初回はキクルとひたむき、もう1人のヒロイン――白魔術師のメイデナとの出会い。最近ガンガンであった規制のための黒塗り問題が話題になった連載作の張本人。初回からエロ全開のフロスロットル。むしろすがすがしい。監督は朝岡卓矢。制作はティー・エヌ・ケー。スタッフは「回復術士のやり直し」のスライド。全体の出来は安定。

『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』 第1話 「DIYって、どー・いう・やつ?」
https://diy-anime.com/
新潟県三条市を舞台に6人の女子高生が、 DIY = Do It Yourselfでつながっていくアニメオリジナル作品。初回はメインキャラクターの結愛せるふが、ホームセンターの娘の矢差暮礼と出会い、はじめて電動ねじまわしで本棚のねじをしめる。それだけ。ですけど全体にすごく遊び心の有る作画でおもしろい。作画監督は松尾祐輔。監督とは16年の「魔法少女なんてもういいですから。」以来の組み合わせ。

構図がポンポンと変化するのは監督・米田和弘の特徴ですけど、そのポンポン変化する構図が、せるふの騒々しさと元気さとマッチしてる。とにかくキャラクターの所作がこまかくて丁寧。かといえダイナミックさもあるし本当に作画は見所あり。一億総DIY時代。DIYが市民権を得た現在に題材の選択もユニーク。近未来的な設定が物語にどう寄与するか? こちらも興味があるな。とってはおきます。
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