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2022年09月11日23:49

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ヒビノキ788(9月04日〜9月11日までの1週間/週後半)

2022/09/04〜2022/09/10までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2022/09/08/木
下の子や新人の子と会話をするなかで、昔の/古いゲームの話題がでても会話が成立する場合がふえてきたのは、バーチャルコンソールや実況配信でレトロゲームにふれる機会がふえてるからなんだろうな。

『サマータイムレンダ』 第22話 「帰還」
https://summertime-anime.com/
シデとの最終決戦とかんがえてよさそう。 ただ、しずる/竜之介 vs. シデとの対決が作品の頂点だったために、もはやくどくなっている。もう「タイムリープ/タイムループ作品ではない」と言及した前回と一緒。ほぼ後出しで力押し。慎平のイベント・ホライズン――時間移動の限界/制約も、いつのまにかなくなってしまった。作品としては影潮が波稲を殺し切れず、結果、シデ殺害にも失敗する。

作品最後の課題は「どう波稲を許し?」「どうシデ独自の最終目的を披露するのか?」。最終回の大半は後日譚で構成されそう。ですから実際は来週がこの時間移動の物語の到達点/ゴールだな。シデとの対決はジャンプぶし全開。仲間、努力、友情。バトル的展開の取り込みをふくめ、ジャンプのブランドイメージを打ち出す方針はあったんだろうけれど、本作において正解なのかは疑問。

『よふかしのうた』 第10話 「盗撮画像を拡大して見る」
https://yofukashi-no-uta.com/
盗撮事件の解決だけにはIQが上昇するドスケベエッチマン探偵(コウ)。小繁縷ミドリにスポットをあてる。彼女が深夜に勤務するメイド喫茶店「ヴァンプ」と「ヴァンプ」の従業員でメイドのアリサの盗撮事件をあつかう。前回のセリと秋山の関係と一緒。だれしもが「変態」あるいは「厄介」な性癖を内に隠す。そのこじらせた感情を人間の外側で暮す吸血鬼の包容力が受け入れて許す。

盗撮事件の犯人はアリサ本人。予想は簡単についてしまう。ミドリの登場以前は店No.1だったアリサ。その嫉妬と人気を取り戻す目的と騒動。人間の観点で見た場合、“批判”されてしまう行動。だが、懺悔の主は異常性の塊の吸血鬼(ミドリ)。彼女はアリサの感情と行動を受け入れ「許容」するのは上記のとおり。「よいおはなし」にまとまっている。後半になって話の組み立て方は本当によくなった印象。

■2021/09/09/金
御茶ノ水から茅場町駅まで歩いて足が痛い。30分以上かかった。

『ブッチギレ!』 第10話 「マモレ!亜米利加黒船」
https://www.bucchigire.com/
いまさら龍馬に言及する理由がわからない。もしかすると2期があるからなの? 雑面の鬼の黒船襲撃事件を知り、大阪・堺へと向う一番星たち新選組。羅生丸/ツキトが黒船を奪う中で、新選組は象山の発明品・電池式駆動船を使い敵船へ乗り込む。電池式駆動船――つまるところのモーターボートの発明は史実ではない。けど象山が日本ではじめての電池の発案者/考案者だったことは事実。

そのパロディ。今回の話のモデルは史実における長州藩の「外国艦船砲撃事件」。この事件を経て、作品にも登場した久坂玄瑞が上洛。京都で「八月十八日の政変」と「禁門の変(蛤御門の変)」へ関る。作品の頂点はおそららくここだな。メインラインは最終回に向け設置した一番星と、羅生丸/ツキトの和解のタネ。雑面の鬼は史実とは違って霊式兵器(?)の大砲で黒船を轟沈させてしまう攘夷。

■2022/09/10/土
『ディスコエリジウム ザ ファイナルカット』はじめました――。

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https://www.spike-chunsoft.co.jp/discoelysium/

いままで「TRPGのような〜」と形容したタイトルは複数あったけれど、本作は「真実の意味のTRPG」。記憶喪失のうだつのあがらない中年刑事の心の中に住む24の「人格」。この「人格」がまさしくもGM。様々な状況説明を行う。

たとえば精神を司るGM「内陸帝国」は人物との会話のときに「これこれこうして相手に誠意をつくし情報を入手しましょう」というのにたいし、肉体を司るGM「痛覚閾値」は「いや殴って言う事をきかせろ!」と囁く。

これにたいしPCは行動を選択する。この「人格」との対話がすごい「発明」だと思うが、もっとすごいところはPCの「能力」「人格の強さ」「この人格から誕生する“思考”」の種類で選択肢が無尽蔵に変化すること。これどうやってんだろ?

最初に「思想家(知識豊富)」「神経質(交流巧者)」「肉体派(荒事得意)」のアーキタイプを選択する。この時点でひとつとして同様の展開がないこと + 選択の多様さにおどろく。これはたしかに100万文字いるわな。テキスト。

「自身の過去になにがあり?」「ある殺人事件の背景はなにか?」まったくゼロから「人格(GM)」と会話して物語を展開・洞察していく試行錯誤がたのしい。とはいえまだ序盤。いまのところ盛りを過ぎた中年オッサン刑事。

過去はヒーローだった“ふし”がどうやらあるが、それ自体が霧の中。借金でモーテルの店主に文句をいわれ、腐乱死体にゲロを吐く。なさけなさの極地。相棒のキム・キツラギ(男子)がやさしくて惚れてしまう。

嘔吐した中年オッサン刑事の背中をさすってくれるんだぜ。「そういうこともあるさ」おれキムのためにがんばるよ! 完全な架空世界だが、でも東欧に似た寒々しい世界観と独自の創作物も好感。このTRPGやりたいなあ。

『リコリス・リコイル』 第11話 「Diamond cut diamond」
https://lycoris-recoil.com/
リコリスの存在が白日はもとに――。こりゃ思い切ったな。とはいえオリジナルアニメ。現在の人気は放送開始以前は予想ができなかった。ですから監督も制作も当初からリミテッドシリーズを念頭に置き制作したはず。現在の人気なら“続編”がないとウソになるが、従来の方針としてはそもそも“続編”をかんがえていない。真島のテロ計画は成功。日本の平和を維持する少女の存在に市民は疑心暗鬼を抱く。

「この事態収拾を最後にどうするのか?」もちろん結末はあるんだろうが、自身としてはこれの後始末に一番興味があるな。作品の筋書き自体は(よい)予定調和で終了の気配。千束と真島の対決はたきなの介入で勝利だろうし、あらたな人工心臓の存在確定によって千束は生存も確定。DAの未来がどうなろうが2人には関係ない。P.I.稼業は続く。喫茶「リコリコ」再度開店でエンドマークだな。
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