みなさん可愛すぎて…
しかも、相当に振り切ったお姿で演じられますので、なおさら…
ということで、月が替わってしまいましたが(遅くなってすみませんです、ハイ…
)
まだまだ暑かった8月21日は日曜日の日中は、中板橋のこちらでございました。
神原晶さん、佐瀬ののみさん、幾世優里さんの3人によるユニット「3Cards!!!」の旗揚げ公演。テーマはどストレートに「演劇したいっ!」
なんとなく、看板もどこかポップで可愛らしいところがありますね
。
その旗揚げ公演、ゲストのお三方(細田こはるさん、川勾みちさん、秋山拓海さん)を迎えた総勢6名でのステージです。
このうち、細田こはるさん、神崎晶さん、佐瀬ののみさんのお三方は、2ヶ月前のこちらの公演で拝見しております。
(2022年6月26日@吉祥寺「セイレーンの痕」)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12752563476.html
このときは、こはるさんはとある歌い手さんの“大人のファン”、晶さんとののみさんは女子高生としてのお姿を観ています。まぁこういうひとは普通にいるよね…というルックスでございました。
(以下、最近の趨勢として事後のアーカイブ配信がありますので、ストーリーはざっくりめの記述にとどめます…)
しかーし、こちらの2本立て。
看板から想像されるポップな雰囲気そのままに、まずはビジュアルに圧倒される筆者がおりました
。
2本立ての“お題その1”は「マジ☆トモ」。
52体いるという怪物「ジョーカー」を倒すために結成された、3人の戦隊もの。いや、もうひとりいるのかな。。。
怪物が“52体のジョーカー
”、つまりトランプが由来ですので、“戦隊メンバー”の呼び名もトランプのマーク。
そして、白基調のいかにもなコスチュームに身を包んだ“戦隊メンバー”が登場してくると、なんだかアイドルさんのステージに迷い込んだ感があります
。えっと、今いるのは中板橋ですが、アキバのどこかにワープしましたっけ??
お初の方、前回観た方ともに、お姿はめちゃくちゃに振り切って可愛らしく…。
そして、52体の怪物は、たまーに現れる…という状況なので、“美少女戦隊”という可愛らしい姿に“10年やってきたアラサー”という現実が微妙に影を落とします。あ、観ている分には可愛さが振り切れるくらいです(くどいほど書いてますが、ホントそう
)。
一方、今回倒されるはずのジョーカーは、最後の52体目。これを倒してしまうと、“戦隊”としての役目は終了してしまいます
。10年続いた仲間だとしても、それは解体されてしまうという現実が刻一刻と。。。
そこで、このジョーカーを“ジョーちゃん”と名付けて飼えば、仲間としてもずっといられる
という発想が登場します
。このジョーカーも、かなりポップで可愛らしい姿をしていますので、“生存戦略”にはまったのかもしれないけれど、とにかく利害が一致
そこから、現実と向き合っていく“戦隊メンバー”と、人間世界に溶け込もうとする“ジョーちゃん”が、それぞれに折り合いをつけていくさまが描かれていきます。全員がなんとか折り合いをつけ切ったところでまるくおさまり、まずはホッとするエンディング。
目を引くお姿と、話が進むほどに実はシリアスになるストーリーとのギャップも注目ポイントという印象でございました。
“お題その2”は「high-end soda」。
キラキラネームの代表格?ともいえる「泡姫(ありえる)」さんとその彼氏。この2人の出で立ちそのものはいたって普通…。ですが、やっぱりお名前が、ねぇ。
それだからかどうなのかはともかく、この彼氏さんの“ライフワーク”は人魚伝説の検証。デートが全部そのネタ…となると、ちょっと現実離れはしています
。
ということで、こちらのお題は場面自体が振り切った感じ。ここからは、さらにお友達がひとり。そして、“ほんものの人魚
”が降臨してそれを泡姫さんが助ける…という、偶然にしてはあまりにもできすぎたところへと突入。彼氏さんにとっても“待望”のシチュエーションであるがゆえに、そこには伝わらないようにしないと、「彼氏を取られてしまうのでは…」となりますよね。
さらにさらに、そのお友達と“ほんものの人魚”がお付き合い…と、中盤に向けては状況のほうがさらに振り切っていきます。え…?となりかかったお話は、当事者が一つずつ「実はね…」と手の内を明かしていくことで、また落ち着きを取り戻していきます。彼氏さんにはまだ伏せたまんまで終わっていますけれど
。
さて、最初に可愛すぎて…と書きました
。
そのとおり、どちらのお題も、そのお姿やストーリーと、そこに託された想いとのコントラストがやっぱり目立ちます。
なかで「お
」となったのが神原晶さん。
2話ともお姿はすごーく清楚で、ちょこっとおとぼけキャラ…なのかしらん
。「high-end…」のほうでピュアな人魚を演じたのはこのひと。6人のなかで、筆者はたぶん晶さんに一番きゅんとしちゃった…
。
「マジ☆トモ」のジョーカーを“ジョーちゃん”にしてしまった幾世優里さんの可愛らしい演技もクスッときます。悪役なはずですが、全くと言っていいくらい憎めない衣装に動きに声色。筆者宅にはペットはいませんが(古めの団地なのでペットは禁止なのです…)、確かに飼いたくなりそう
。
そして、先に衣装を振り切った「マジ☆トモ」が演じられていきましたので、前回とは全く違う雰囲気に目を奪われることになります。“いつしかアラサーになった少女戦隊”という設定ですから、コスチュームに身を包んでいる際は若干恥ずかしそうに演じ、そうではない普段の姿のときとの振り幅の大きさも観ていて楽しかったです(こはるさん、ののみさん、みちさんのいずれもがそんな感じだったのが良き
)。「high-end」のほうは、晶さん以外の5人はいたって普通の格好ですので、このギャップもいい感じでした。
あれ、「観るの、大変でした」って書きませんでしたっけ??
いや、あれはオジサンには目のやり場がちょっと…ね
。
どストレートなテーマそのままに振り切ったステージは、お姿にも、テーマ自体にもきゅんとしちゃったのでした。
もし再演があるならば、2話とももう少し長編化したバージョンで、丁寧に書いたものも観てみたいですね。
みなさんThanks
だったのであります。
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