mixiユーザー(id:6231411)

2022年06月26日10:03

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久しぶりに一杯ひっかけて

今の仕事になって1年余りが経過したが
ゴールデンウィーク辺りから夏休みにかけてが最も慌ただしく
秋に入ると今度は翌年に向けた仕込みが始まり、
冬から春にかけての仕事と被ってまた忙しい。
改めて世間の休日が書き入れ時という因果な商売だと感じる次第である。

連日帰宅も遅く、休日も少ないのだが
気が付けば時間が過ぎており
それも気にならないワーカホリックぶりに
我ながら嫌になる。そんな積りは毛頭ないのだが。

先週末の事、後輩が
「仕事帰りに飲みに行けた日々が良かったですね」
と何気なく呟くもんだから、
会社の近くの立ち飲み屋に連れ立って乗り込んだ。
別にそこが行きつけの店というわけでは無いが
痒い所に手が届くサービスに好感が持てる良い店だったので
後輩に教えたかったのである。
立ち飲み屋の良い処が凝縮されたようなその店で
久々に仕事終わりの一杯、をひっかけて帰宅したわけだが
あまり気にも留めず自宅付近まで帰宅しておいて
ハッと気付いた。
「何か懐かしいな」と。

少し振り返るとロシアのウクライナ侵攻で
「第三次世界大戦か」と世間はざわついていたのだが
仕掛けたロシアも領土を侵されたウクライナも
傷つくだけついてしまってその後の行方に
明るいものは全く見当たらない状況である。
かつて世界で最も売り上げが大きいと言われていた
マクドナルド・モスクワ店もフランチャイズは外されているように
西側諸国との融和で作られていた現代のロシアが
再び覇権主義に走った結末というのは、東西対立しかないのだろう、
その延長線上に大規模戦闘があり、その中の一つの選択肢に
第三次世界大戦が含まれている事は、未だに変わらない。
今回が仮に平和裏に軟着陸できたとしても。

その直前まで開催されていた冬季五輪が
今まで見た五輪の中でも最も「シラけた」五輪だった事も
遠い昔のように思い出されるが、今年の出来事である。
東京五輪が「完全無観客」という、
南極大陸で開催されていても変わりのない、
意味不明な商業イベントに終わったのとは別に、
まだ克服できていないパンデミックの発生国で有観客で五輪開催というのは
無神経にもほどがあるというものだ。
五輪の有観客開催は即ち
「パンデミック終了」宣言と同様の意味があるのであり
強行開催する類のものでは無いだろう。
以前から僕は五輪が政治利用、商業利用が過ぎる上に
国別対抗戦にならないようにすべきであり
現行のままではスポーツに対する冒涜である、と
再三述べてきたのであるが、この病は重症化の一途を辿っている。
その極地がこの一年の「冬季五輪」「夏季五輪」「パラリンピック」の現状にある。


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