映画 桜田門外ノ変

2010年の映画か。

存外に面白かった。というか自分幕末の歴史はそんなに詳しくもなく。坂本龍馬、それ美味しいの？ 新選組？ 人数多くてよくわからん。
というか、人間模様はともかく、幕末の歴史は日本国内のみに視点を固定して語れるものではないしね。

主人公達は桜田門外の変の実行者たちなので水戸と江戸およびそれをつなぐ水戸街道周辺の地名がところどころ、「おー自分ちの近所じゃん」と。

江戸時代の葛西は今の葛飾区の北寄りだったのだ。葛西城址ってのも近くにある。今の江戸川区葛西と呼ばれる地域一帯は当時海だった。当時葛西新宿（かさいにいじゅく）と呼ばれていたのが現在の葛飾区新宿（にいじゅく）周辺である。

テンポもよく襲撃シーンはリアルさを追求していたと思う。

井伊大老暗殺者となった水戸藩士たちは彼らなりの正義はあったのだが幕府の要人を殺したわけで捕縛処刑されていくし家族も無傷では済まない。桜田門外の変始末をうまくまとめていたと思う