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2022年05月08日23:53
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ヒビノキ770（５月１日〜５月７日までの１週間／週後半）
2022/５/１〜2022/５/７までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。
■2022/05/05/木
４日（水・祝）の午前から地元でTRPGのセッション――。『デルタ・グリーン』のショットガンシナリオのGM（HL）をプレイさせてもらいました。高校時代のメンバーと１日中プレイしたのは新型ウイルスの流行以来だったな。
前年もじつは『モークボーグ（MORK BORG）』やってたけど――。 当日の感想はもう書き終わった。だがエントリは来週。今週前半の日記で体験したよう、テレビアニメの感想と一緒だと１万字超えでエントリできないのよ。
●『デルタ・グリーン（Delta Green）』
ショットガン・シナリオ・コンテスト（https:/
このシナリオは『デルタ・グリーン（以下DG）』の“エージェント”が「任務に使用する装備」あるいは「任務で回収した品物」を保管しておく通称「グリーン・ボックス（以下GB）」を利用したシナリオ。
ある“エージェント”の引退でGB内部の回収依頼をうけた“エージェント”。だが行政システムの変更や手続きのミスで、引退“エージェント”が空港に停車していた車両のGBが中古車両販売業者の競売へかけられてしまう。
“エージェント”は車の買い手を探し、中身を回収する。GMはジェネレーター（https:/
内容は目録のみ。「コカ・コーラ」「拳銃（ジップロック）」「K-POP CD」「ビリングスの電話帳一式」「M45短機関銃」「トレンチスパイク（研磨ずみ）」「骨格祭壇」「ドゥエイン・ジョンソン」「アイト・ホー標本（1960年代）」
「標本これだめだろ」「ドゥエイン・ジョンソンってなんだよ」「そもそも武器がはいってる時点でやばい」政府職員の公権力で中古車を先回りして購入したり持ち主を探す面々。だが回収依頼のかぶる“エージェント”がPCをねらう。
一番やばいものは「コカ・コーラ」で、“エージェント”は生き残るが、その日の夜ボストン港湾で発生した事故のニュースを各局は報道した。３人（いや４人）がボストンの朝焼けのなかコーヒーのむ場面がよかったぜ。
●キュリオス
https:/
価値の高い宝石（得点）が眠る遺跡を予想して発掘していく推理 ＆ ブラフゲーム。手番をふやすためワーカー（コマ）は配置しないとならない。だが代償に手札を公開しないとならない。ジレンマ。よくできてる部分は、結局いくら手札が公開されてワーカーが配置されようともプレイヤーが推理する要素が最後までなくならないこと。相手の手札や遺跡の得点は終了まで全部把握できない。ですから勝利するならどこかで「乗るか」「反るか」をやらないとならない。博打感覚がいいな。
●スカウト
https:/
これは本当によくできてるな。大富豪ルールの流用なんですけど、手札の順番は入れ替えられない。そのため役（たとえば連番で�きキΑ砲鮑遒詭榲�で、相手の捨て札を得る「スカウト」をしないとならない。大富豪ルールだと単純にペナルティーの「パス」を「スカウト」に置き換え、手札強化に使う＋αがきいている。全体としてはパーティゲームですけど、戦略要素も強く、長考してしまうことも。人数によって「小さく上がる」か「大きく上がる」かの戦略もかわる。３人以上が最適そう。
『まちカドまぞく 2丁目』 第５話 「かちこめ！桃色のシャミ子奪還作戦！」
https:/
あきらかになる真実の数々。そうして桃の姉の桜がついに登場。物語自体はわりとシリアスより。「純喫茶あすら」の白澤は、菓子折り片手にあらためてバイトにシャミ子をスカウトしにくる。その経緯で「たまさくらちゃん」の生みの親が白澤とわかり、白澤は「たまさくらちゃん」のモデルが不思議なネコと語る。このネコが千代田桜のコアだとはっきりさせるためにシャミ子は自身の精神へ潜る。
自身の精神に潜り過去を再度体現する。こういったまじめな「魔法少女作品的」なベースストーリーが本作の強味で魅力。……だと思うがバランも悪い。いつものアップテンポで「ほのぼの」したシャミ子の日常と完全に切り離され別の話の様な感覚。同時に前回ふれたように、作者の頭の中に完結にいたる道筋はちゃんとあって、単純な「芳文社美少女系作品」だけになっていない作風に感心する。
『サマータイムレンダ』 第４話 「未視感（ジャメヴ）」
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妥当な予想の実現。やっぱり慎平の「影」もいるんだな。花火の上る島の祭りの中で潮の「影」を見た慎平。だが出会った潮の「影」は、慎平のイメージとはまったくことなるものだった。全24話中の４話。まだまだわからないことだらけ。「影」にはそれぞれ個性があって、「影」の潮は慎平に敵意をもっていない。ただそのこと自体がほかの「影」を見る限りイレギュラーなんだろうな。
慎平らの「影」が呼ぶ「おかあさま」なる存在は、慎平のオリジンが使うタイムリープ能力に気付いている。このためオリジンの殺害をとめる。いきなり事態解決の猶予期間――相手が慎平のタイムリープ能力に気付く期間をふさいできたな。物語のカギは「影」の存在を把握しており、慎平を救う南方ひづるの存在ですけど、彼女が物語解決の達成目標（着地地点）をしめすのかしら？
■2021/05/06/金
散髪にいった。
『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』 第５話 「藤原千花は刻みたい/早坂愛は話したい/四条眞妃は頼りたい」
http://
「藤原千花は刻みたい」 兄殺しの“殺人教唆”をほのめかす白銀 圭の電話の原因が会長のラップだと知った千花。千花はいつぞやのように会長へラップを教授するため自身がラップを学ぶ。人生を偽って生きる早坂に本音でぶつかる手段に会長はラップを選択した。特殊EDをふくめ今回のメインテーマ。きちんと「ラップ」へリスペクトしながらも奮闘する２人の様子。２人とも性根の部分がまじめ。
「早坂愛は話したい」 様々な誤解満載――男子（白銀）が男子（執事早坂）へ告白する。会長が大事な話で早坂を呼び出す（あせるかぐや）――のなかで愛と魂のラップをぶつけ早坂の本音を引き出す会長。早坂は高２女子の当り前の女の子としてかぐやがうらやましかった。「四条眞妃は頼りたい」 高校生の３人のうちの一人が“ヤッ”ていることを夏休みに“シテ”しまった恋敵に呆然自失の眞妃。
『ダンス・ダンス・ダンスール』 第５話 「死ね、ねーだろっ」
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ダークナイト（ロットバルト）うらやましい（潤平）。第73回・洋舞祭りの当日。潤平らのスタジオの白鳥の湖は「王子と姫が悪魔に敗れ共に死ぬ」筋書きに決まる。だが王子に没入しすぎた潤平はステージの構成をかえてしまう。こんなことをやったらスタジオ破門確実。そこはアニメ。王子となった潤平に流鶯は挑発され、悪魔 ＝ ロットバルトへ没入する。観客は２人に魅了されてしまう。
バレエのルールへのっとったステージか？ それともエンタメとしてのステージか？ 白鳥の湖の筋書きが「おもしろくない」といった潤平のかんがえたかたは当然後者。また都が言う様に「おもしろくない」筋書きを演者が「おもしろくする」。ただ潤平らのステージを「下劣」と評価する、後半のキーキャラクター・生川綾子には、前者こそルールあるバレエのあるべき姿なんだろう。どちらもただしい。
■2022/05/07/土
『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』――。
Disney＋で配信している『ワンダヴィジョン』を視聴しているのが前提条件。ただ１本の映画としてはよくまとまっている。『スパイダーマン／ノーウェイ・ホーム』から本格展開したマルチ・バース要素をふくむ最初の１作。
ストレンジおじさんとおじさんの姪っ子的ポジのアメリカ・チャベスがワンダの魔の手を逃れ同時にワンダと対決する。ところどころにライミっぽいホラーらしさがあり好感。なにしろ最後はゾンビ・ストレンジのダークパワーで勝つ。
『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ２期』 第６話 「"大好き"の選択を」
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身元バレ。会場に響く生徒会副会長の叫び。虹ヶ咲の文化祭と合同開催予定のスクールアイドルのライブフェス。だが予定以上のグループの参加に会場のキャパシティは限界に。せつ菜らは泣く泣くライブフェスをあきらめようとする。物語の定石においてトラブルとはキャラクターを“たたせる”ためにあるんだけど、今回のトラブルはちょっと作為的・都合的な部分が露骨なのもたしか。
キャパシティオーバー自体は事前に予想できるはずで、いざ大会前日にドタバタする運営がわからない。これをやるならば前回以前にトラブルの予感を物語に組み込む必要があるな。その時間については前回の前半で十分ありましたし。参加校全部でライブフェスの合同開催。これにてトラブル回避。歩夢、しずく、せつ菜の「A・ZU・NA」でライブフェスの幕開け。歌詞の「せ〜のっ」の部分がかわいい。
『SPY×FAMILY』 第５話 「合否の行方」
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「なにこれ」。本当だよ。ブレスレットのチェーンが切れ、黒猫が横切り、うんこふんだ。だがフォージャー一家はイーデンに無事補欠合格。アーニャはテーマパークの城を丸々貸し切り「スパイごっこ」へと興じる。この西側の諜報組織だいじょうぶか。予算管理ガバガバやろ。１話の感想でふれたように本作はコメディ ＋ ファミリードラマですから「バカバカしい」となってもしょうがない。
とはいえこの回避に、強いて言えば「要人救出・要人警護の訓練」とか、その程度の説得力と納得度はほしいか。普通の作品なら捨て回にしちゃいそうだけれど、そこはさすが予算潤沢 ＋ WIT STUDIO × CloverWorks。 笹木信作の立体的なコンテで行う螺旋階段のアクションおもしろい。所属メンバーみんなノリノリですよ。パワー系格闘魔女の設定のヨルはまともにやりあえばロイドより強そう。
■2022/05/05/木
４日（水・祝）の午前から地元でTRPGのセッション――。『デルタ・グリーン』のショットガンシナリオのGM（HL）をプレイさせてもらいました。高校時代のメンバーと１日中プレイしたのは新型ウイルスの流行以来だったな。
前年もじつは『モークボーグ（MORK BORG）』やってたけど――。 当日の感想はもう書き終わった。だがエントリは来週。今週前半の日記で体験したよう、テレビアニメの感想と一緒だと１万字超えでエントリできないのよ。
●『デルタ・グリーン（Delta Green）』
ショットガン・シナリオ・コンテスト（https:/
このシナリオは『デルタ・グリーン（以下DG）』の“エージェント”が「任務に使用する装備」あるいは「任務で回収した品物」を保管しておく通称「グリーン・ボックス（以下GB）」を利用したシナリオ。
ある“エージェント”の引退でGB内部の回収依頼をうけた“エージェント”。だが行政システムの変更や手続きのミスで、引退“エージェント”が空港に停車していた車両のGBが中古車両販売業者の競売へかけられてしまう。
“エージェント”は車の買い手を探し、中身を回収する。GMはジェネレーター（https:/
内容は目録のみ。「コカ・コーラ」「拳銃（ジップロック）」「K-POP CD」「ビリングスの電話帳一式」「M45短機関銃」「トレンチスパイク（研磨ずみ）」「骨格祭壇」「ドゥエイン・ジョンソン」「アイト・ホー標本（1960年代）」
「標本これだめだろ」「ドゥエイン・ジョンソンってなんだよ」「そもそも武器がはいってる時点でやばい」政府職員の公権力で中古車を先回りして購入したり持ち主を探す面々。だが回収依頼のかぶる“エージェント”がPCをねらう。
一番やばいものは「コカ・コーラ」で、“エージェント”は生き残るが、その日の夜ボストン港湾で発生した事故のニュースを各局は報道した。３人（いや４人）がボストンの朝焼けのなかコーヒーのむ場面がよかったぜ。
●キュリオス
https:/
価値の高い宝石（得点）が眠る遺跡を予想して発掘していく推理 ＆ ブラフゲーム。手番をふやすためワーカー（コマ）は配置しないとならない。だが代償に手札を公開しないとならない。ジレンマ。よくできてる部分は、結局いくら手札が公開されてワーカーが配置されようともプレイヤーが推理する要素が最後までなくならないこと。相手の手札や遺跡の得点は終了まで全部把握できない。ですから勝利するならどこかで「乗るか」「反るか」をやらないとならない。博打感覚がいいな。
●スカウト
https:/
これは本当によくできてるな。大富豪ルールの流用なんですけど、手札の順番は入れ替えられない。そのため役（たとえば連番で�きキΑ砲鮑遒詭榲�で、相手の捨て札を得る「スカウト」をしないとならない。大富豪ルールだと単純にペナルティーの「パス」を「スカウト」に置き換え、手札強化に使う＋αがきいている。全体としてはパーティゲームですけど、戦略要素も強く、長考してしまうことも。人数によって「小さく上がる」か「大きく上がる」かの戦略もかわる。３人以上が最適そう。
『まちカドまぞく 2丁目』 第５話 「かちこめ！桃色のシャミ子奪還作戦！」
https:/
あきらかになる真実の数々。そうして桃の姉の桜がついに登場。物語自体はわりとシリアスより。「純喫茶あすら」の白澤は、菓子折り片手にあらためてバイトにシャミ子をスカウトしにくる。その経緯で「たまさくらちゃん」の生みの親が白澤とわかり、白澤は「たまさくらちゃん」のモデルが不思議なネコと語る。このネコが千代田桜のコアだとはっきりさせるためにシャミ子は自身の精神へ潜る。
自身の精神に潜り過去を再度体現する。こういったまじめな「魔法少女作品的」なベースストーリーが本作の強味で魅力。……だと思うがバランも悪い。いつものアップテンポで「ほのぼの」したシャミ子の日常と完全に切り離され別の話の様な感覚。同時に前回ふれたように、作者の頭の中に完結にいたる道筋はちゃんとあって、単純な「芳文社美少女系作品」だけになっていない作風に感心する。
『サマータイムレンダ』 第４話 「未視感（ジャメヴ）」
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妥当な予想の実現。やっぱり慎平の「影」もいるんだな。花火の上る島の祭りの中で潮の「影」を見た慎平。だが出会った潮の「影」は、慎平のイメージとはまったくことなるものだった。全24話中の４話。まだまだわからないことだらけ。「影」にはそれぞれ個性があって、「影」の潮は慎平に敵意をもっていない。ただそのこと自体がほかの「影」を見る限りイレギュラーなんだろうな。
慎平らの「影」が呼ぶ「おかあさま」なる存在は、慎平のオリジンが使うタイムリープ能力に気付いている。このためオリジンの殺害をとめる。いきなり事態解決の猶予期間――相手が慎平のタイムリープ能力に気付く期間をふさいできたな。物語のカギは「影」の存在を把握しており、慎平を救う南方ひづるの存在ですけど、彼女が物語解決の達成目標（着地地点）をしめすのかしら？
■2021/05/06/金
散髪にいった。
『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』 第５話 「藤原千花は刻みたい/早坂愛は話したい/四条眞妃は頼りたい」
http://
「藤原千花は刻みたい」 兄殺しの“殺人教唆”をほのめかす白銀 圭の電話の原因が会長のラップだと知った千花。千花はいつぞやのように会長へラップを教授するため自身がラップを学ぶ。人生を偽って生きる早坂に本音でぶつかる手段に会長はラップを選択した。特殊EDをふくめ今回のメインテーマ。きちんと「ラップ」へリスペクトしながらも奮闘する２人の様子。２人とも性根の部分がまじめ。
「早坂愛は話したい」 様々な誤解満載――男子（白銀）が男子（執事早坂）へ告白する。会長が大事な話で早坂を呼び出す（あせるかぐや）――のなかで愛と魂のラップをぶつけ早坂の本音を引き出す会長。早坂は高２女子の当り前の女の子としてかぐやがうらやましかった。「四条眞妃は頼りたい」 高校生の３人のうちの一人が“ヤッ”ていることを夏休みに“シテ”しまった恋敵に呆然自失の眞妃。
『ダンス・ダンス・ダンスール』 第５話 「死ね、ねーだろっ」
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ダークナイト（ロットバルト）うらやましい（潤平）。第73回・洋舞祭りの当日。潤平らのスタジオの白鳥の湖は「王子と姫が悪魔に敗れ共に死ぬ」筋書きに決まる。だが王子に没入しすぎた潤平はステージの構成をかえてしまう。こんなことをやったらスタジオ破門確実。そこはアニメ。王子となった潤平に流鶯は挑発され、悪魔 ＝ ロットバルトへ没入する。観客は２人に魅了されてしまう。
バレエのルールへのっとったステージか？ それともエンタメとしてのステージか？ 白鳥の湖の筋書きが「おもしろくない」といった潤平のかんがえたかたは当然後者。また都が言う様に「おもしろくない」筋書きを演者が「おもしろくする」。ただ潤平らのステージを「下劣」と評価する、後半のキーキャラクター・生川綾子には、前者こそルールあるバレエのあるべき姿なんだろう。どちらもただしい。
■2022/05/07/土
『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』――。
Disney＋で配信している『ワンダヴィジョン』を視聴しているのが前提条件。ただ１本の映画としてはよくまとまっている。『スパイダーマン／ノーウェイ・ホーム』から本格展開したマルチ・バース要素をふくむ最初の１作。
ストレンジおじさんとおじさんの姪っ子的ポジのアメリカ・チャベスがワンダの魔の手を逃れ同時にワンダと対決する。ところどころにライミっぽいホラーらしさがあり好感。なにしろ最後はゾンビ・ストレンジのダークパワーで勝つ。
『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ２期』 第６話 「"大好き"の選択を」
http://
身元バレ。会場に響く生徒会副会長の叫び。虹ヶ咲の文化祭と合同開催予定のスクールアイドルのライブフェス。だが予定以上のグループの参加に会場のキャパシティは限界に。せつ菜らは泣く泣くライブフェスをあきらめようとする。物語の定石においてトラブルとはキャラクターを“たたせる”ためにあるんだけど、今回のトラブルはちょっと作為的・都合的な部分が露骨なのもたしか。
キャパシティオーバー自体は事前に予想できるはずで、いざ大会前日にドタバタする運営がわからない。これをやるならば前回以前にトラブルの予感を物語に組み込む必要があるな。その時間については前回の前半で十分ありましたし。参加校全部でライブフェスの合同開催。これにてトラブル回避。歩夢、しずく、せつ菜の「A・ZU・NA」でライブフェスの幕開け。歌詞の「せ〜のっ」の部分がかわいい。
『SPY×FAMILY』 第５話 「合否の行方」
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「なにこれ」。本当だよ。ブレスレットのチェーンが切れ、黒猫が横切り、うんこふんだ。だがフォージャー一家はイーデンに無事補欠合格。アーニャはテーマパークの城を丸々貸し切り「スパイごっこ」へと興じる。この西側の諜報組織だいじょうぶか。予算管理ガバガバやろ。１話の感想でふれたように本作はコメディ ＋ ファミリードラマですから「バカバカしい」となってもしょうがない。
とはいえこの回避に、強いて言えば「要人救出・要人警護の訓練」とか、その程度の説得力と納得度はほしいか。普通の作品なら捨て回にしちゃいそうだけれど、そこはさすが予算潤沢 ＋ WIT STUDIO × CloverWorks。 笹木信作の立体的なコンテで行う螺旋階段のアクションおもしろい。所属メンバーみんなノリノリですよ。パワー系格闘魔女の設定のヨルはまともにやりあえばロイドより強そう。
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