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2022年04月24日02:34

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権威主義

「おまえは死ねと言われたら死ぬのか?」

子供の頃、そうやって自分の頭で考え判断することを教えられたものだ。

でも大人は「死ねと言われれば死ぬ」人たちばかりである。

先の大戦では「御国のために死ね」と言われ、みんな戦争で死んだ。

庶民は自分の頭で考え自分勝手に行動してはならず、あくまで偉い人が言うことに従い、命までも捧げなければならない。

だから「おまえは死ねと言われたら死ぬのか?」と言う大人はウソを言っている。

同じ大人が、政府が推奨しているという理由で、何も考えずマスクをつけることを強要しているし、副反応が激しいワクチンを打つことも強要している。

大人が言う「おまえは死ねと言われたら死ぬのか?」は、主語が抜けている。

これは正しくは「権威がない者がおまえに死ねと言ったら、おまえは死ぬのか?」であり、対にして「権威がある者がおまえに死ねと言ったら死ね」となっている。

だから学校では、級友のような権威がない者の言うことに従うと「自分の頭で考えろ」と言われ、先生のような権威がある人の言うことに逆らうと「言うことをきけ」と言われ、先生がデタラメなことを強要していたとしても、従うことが正しいとされる。

賢い子どもはこのことに気づくが、愚かな子どもはこのことに気づかず、自分で考え行動し、非国民になり周りの人から嫌われる。

この言葉は、何が正しいか考えることを言っているのではない。

“先生(権威)が言っていることが何かを考え、それに反していないか確認しろ”と言っているのだ。

先生だって間違えることあるじゃないか?

そんなことは考えるな。先生の言っていることは正しい。なぜなら先生だからだ。


昔、イギリスのトマス・ホッブスという人がリヴァイアサンという本の中でこんなことを言った。

「人類は、自然状態では万人の万人に対する闘争になってしまう。だから国家という暴力装置を設け、一人一人が国家の言うことを聞く契約を結ぶことで、初めて平和が訪れる。」

確かにその通りだ。

だから級友がテロ活動に誘ってきても、その話に乗ってはいけないが、先生が「御国のために死ね」と言って軍隊に行くことを勧めたら、いくら無駄死にだと思っても、「はい、頑張ります」と言い、戦地へ赴き、殺人をしなければならない。

日本でこういう本当のことは教えられない。でも大人になると肌身でそのことを知る。

権威が常に温情的で自分のためになることを言うなら良いが、大抵、権威は国家の利益を考えてものを言う。だから自分にとって良いこととは限らない。

それが権威の言ったことかそうでないか、それは真剣に考えなければならないが、一旦、権威が言ったこととわかれば、あとは何も考えずに従う。

それが正しい生き方だ。

幸い今は戦時中ではないので、命まで取られることはない。それは助かる。


マスクをつけずに買い物をしていたら、数人の年配の男性からにらまれた。

今回のパンデミック設定では、新聞でもテレビでも正しい情報を掲載している。

その正しい情報を医学的な視点から分析すれば、これがただの風邪であることはわかるのだが、コロナが怖い怖くないに関わらず、マスクの着用は権威が決めたこと。

「あいつは権威に従わない奴だ。非国民め。許せない」これは理屈ではない。


マスクをつけて外を出歩くのはバカらしい。

欧米みたいに、コロナ設定につきあいきれなくなり、大部分の人が勝手にマスクを外せば、このバカ騒ぎもさっさと収まってしまうのだろう。

でも、日本人は、欧米人ほど賢くもなければ、勇気もなく、根性は腐っている。

何も考えず権威に従うことをいかにも正しいことでもしているかのように自慢しているバカの極致のような国民だ。

政府が「もうパンデミック設定をやめることにしたから、マスクをつけなくてもいいんだよ」と言ってくれるまで、日本人はマスクをつけるという無意味な努力を続けるのだろう。

もし3分の1の人がマスクを捨てれば、政府主導のパンデミック設定は終わる。

コロナ・ウイルスなんて流行っていない。今、流行っているのは権威主義である。
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