ミュージカル映画の古典的傑作「ウェストサイド物語」の、スティーヴン・スピルバーグ監督によるリメイク作品です。
映画や音楽に「リメイクはオリジナルを超えられない」というジンクスがありますが、この作品はオリジナルに並ぶ佳作と言って過言ではないと思います。
オリジナルに寄せた古く懐かしい感覚の映像や、見応えと聞き応えがある贅沢で華やかな曲とダンスは、「これぞミュージカル!」という満足感があってとても楽しい。
オリジナルとは些か異なる演出がありましたが、現代的なアップデートと思えば、それほど遜色はないですね。
苦言を申し上げるならば、「あれ?ラストはこんなのだったっけ?」と疑問に思ったところだけ。
鑑賞するなら字幕版をオススメします。
スピルバーグ監督が、セリフをあえて英語とスペイン語を混ぜていた演出が面白い。
今年見た映画作品の暫定ベスト1です。
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