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2022年02月14日14:45

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タイトルが掛かると、負けない 藤井五冠

藤井聡太竜王が、王将位を奪取して、史上最年少で五冠となりました。
おめでとうございます。
もう、将棋界で彼を止められる人はいないのでしょうか?

今日の日記では、タイトル戦における勝率という観点で見てみたいと思います

今 タイトルは8つあります。 序列順に書くと以下のようになります
1.竜王(りゅうおう)藤井聡太(10-12月)-2021年奪取
2.名人(めいじん)渡辺明(4-6月)-2021年防衛成功
3.王位(おうい)藤井聡太(6-9月)-2021年防衛成功
4.王座(おうざ)永瀬拓矢(9-10月)-2021年防衛成功
5.棋王(きおう)渡辺明(2-3月)-本戦中、5番中/1勝(2/6) 挑戦者-永瀬拓矢王座
6.叡王(えいおう)藤井聡太(4-6月)-2021年奪取
7.王将(おうしょう)藤井聡太(1-3月)-2021年奪取
8.棋聖(きせい)藤井聡太(6-7月)-2021年防衛成功
ざっくり纏めると、
2タイトルを防衛成功して、3タイトルを奪取 合計7期のタイトル保持です

ちなみに、藤井竜王がタイトル本戦に挑戦したのは2020年度の2件が最初であり
タイトル戦の「番勝負」で負け越したことは有りません。
*何度目かの挑戦でタイトルを奪取・・・するのではなく、初挑戦で必ず奪取して、
 獲得したタイトルは、一つも手放していない、のです。
一冠、二冠の棋士であれば、そのような例もありますが、この冠位数ではすごい事です

タイトル戦 番勝負 で、全勝(負け越したことが無い)


次に、番勝負での勝率です これまでに対戦した番勝負は以下の7回

12020年6〜7月 第91期棋聖戦 五番勝負
渡辺 明棋聖 vs 挑戦者 藤井 聡太 3勝1敗 奪取

22020年7〜8月 お〜いお茶杯 第61期王位戦 七番勝負
木村 一基王位 vs 挑戦者 藤井 聡太 4勝0敗 奪取

32021年6〜7月 第92期ヒューリック杯 棋聖戦 五番勝負
藤井 聡太棋聖 vs 挑戦者 渡辺 明 3勝0敗 防衛成功

42021年6〜8月 お〜いお茶杯 第62期王位戦 七番勝負
藤井 聡太王位 vs 挑戦者 豊島 将之竜王 4勝1敗 防衛成功

52021年7〜9月 第6期叡王戦 五番勝負
豊島 将之叡王 vs 挑戦者 藤井 聡太 3勝2敗 奪取

62021年10〜11月 第34期竜王戦 七番勝負
豊島 将之竜王 vs 挑戦者 藤井 聡太 4勝0敗 奪取

72022年1〜2月 ALSOK杯 第71期王将戦 七番勝負
渡辺 明王将 vs 挑戦者 藤井 聡太 4勝0敗 奪取

番勝負での勝率は、25勝4敗で 0.8621 であり
藤井五冠の 通算成績 316戦 264勝 52敗 0.8354 平均より高い

タイトル保持者や挑戦者は、全棋士の中でトップクラスの強さを持つ人達
それと対峙してのこの勝率は、恐るべきものと思います。

**因みに、通算成績の 0.8354は、現役の棋士中でも、飛び抜けて高いのです。
  普通は7割台でも高い
***引退した棋士を含む、年間勝率のトップは、中原 誠 十六世名人の 0.8545(1967年) 
  です。
*これは単年度の最高値であり、生涯の勝率は新人期や、晩年期を含むのでもっと低い
*************
勝率の計算はこちら
番数 5+7+5+7+5+7+7 = 43番
勝ち 3+4+3+4+3+4+4 = 25勝
敗け 1+0+0+1+2+0+0 = 4敗
開催無し 14戦
予定地は来てもらえなくて泣いていそう、こういう場合の対局料や開催経費は・・・?
掛からない? 連盟が儲かる? スポンサーが喜ぶ?? どうなんでしょうね?(笑)

それでなくても、過密日程で進む各棋戦です、ストレートに近い少ない対戦数で
勝ち抜けるということは、体力温存という側面で見ても、うまくいっていると考えられますね。
まあ、そこまで狙っているとは思えませんが・・・

あっぱれ 藤井五冠 八冠独占の日が、5年以内位には来るのでしょうか?
(最短2年後の名人位?)
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