プリンツ・オウミンの受難

　みりんさんが密かにマイブームの"冬の近江路"が、相次ぐ脱線事故に見舞われ、心を痛めております…。


去年末に彦根口付近で大雪の餌食となってしまった、104編成ギャラリートレイン。本線試運転中に、軌道上の積雪に乗り上げるような形で脱線したそうです。実車に目立った損傷はなく、事故後すぐに復帰しました。


まさに今回の事故現場で撮影した一枚。カーブを描きながら、そのまま高宮へ入駅するところですが、速度は体感15km/hも出てないくらいノロノロとしたものです。事故当日は平日で、車内はスクリーンからの帰宅客で結構混雑してたようです。もしも脱線の角度が悪く、車体が横倒しになってたらと思うと…。先述の脱線といい、怪我人が出なかったのは本当に不幸中の幸いでした。


今回の”主役”になってしまった、804編成。104編成と違い、台車に何らかのダメージがありそうな感じがするので、即復帰は難しいかもしれません。さすがにこのまま永遠の旅路へ…なんてことはないでしょうけど。

　今年は近江路の雪景色が本当に綺麗で、撮影欲をかき立てられます。そんな撮影のパートナー的存在でもある近江鉄道の、一日も早い復旧をお祈りします。