あまりにも酷評されているのが気になって鑑賞しました。
結論から言えば、それほどひどくない。
ストーリーのモチーフになったのは、「シン・ゴジラ」。
腐り始めた怪獣の死骸をどう片付けるのか?を、緊迫感のあるストーリー展開で描いていて、見ていて飽きさせません。
山田涼介、土屋太鳳、オダギリジョーら俳優陣も、なかなか良い感じ。
スマホの災害警報、外出禁止、右往左往する政治家など、現代の世相の盛り込み方も面白い。
個人的に、主人公が乗っていた特務隊の無骨なバイクがカッコよくてグッド
ただね…。
褒めるところはたくさんあるのに、つまらない下ネタギャグの連発で、話の腰がポキポキパキパキペキペキ折られて、作品の良いところを全て台無しにしているんですよね。
監督の悪ふざけを、誰か止められなかったの?
菊池凛子が「怪獣退治のエキスパート」役で登場したり。
(イェーガーが出てくるのか
と期待したw)
染谷将太と二階堂ふみの豪華な無駄遣いとかw
本当に笑えるところがあったのに…、もったいない。
話のオチも、主人公の名前を見たらすぐに想像できました。
良くも悪くも、作品を見た後で感想を語り合いたくなるでしょうね。
監督と脚本は、今年見た映画の暫定ワースト1。
しかし、映像と俳優陣は良かったです。
無理にはオススメしませんが、話のタネにちょうどいい。
面白かったw
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