名も知らぬ、遠き島より 流れ来る 椰子の実一つ・・・
歌唱に出て来る「椰子の実」は、ソフトボールとバレーボールの間くらいの、結構大きな実である。
普通、椰子の実と言えばこれを連想するが、もう一つ、、ナツメヤシ、と言うのがある。
親指くらいの楕円形の実で、杏やプルーンに似ていて、同じように干したのが売られている。実の感じではとても同じヤシの仲間とは思えない。食べる部分も違う。海に流れるヤシは、「ココヤシ」と呼ばれ、厚い繊維質の皮の中にコブシより少し大きい種が入っていて、その中の汁と殻の内側の果肉(と呼んで良いのかな?)を食べる。
ナツメヤシは普通の果物と同じように、種の回りの果肉を食べる。
ずいぶん違う。どちらも南国で、普通は国内にはあまりないが、似た仲間がある。シュロとフェニックスだ。シュロは自生していることもある。フェニックスは街路樹として植えられている。結構身近にあるものだと改めて思った。
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