速報！「コンフィデンスマンJP 英雄編」

　騙されることがわかっている観客を騙すのは相当大変だと思います。

　グランドシネマサンシャインに移動。その前にジュンク堂。6割くらい入ってる。

　いわゆる「フジテレビ映画」で、いろんな人がたくさん出てくる。金もかかってるに違いない。

　このシリーズはテレビドラマの時からファンで、映画も全部観ている。
　長澤まさみは大好きなので、これくらいやりすぎでも許せる感じ。

　さっきも言ったけど、騙されるだろうなとわかってるので、「実はこうだった」と言われてもそれほどの驚きはない。「えーと、なんでしたっけ？」みたいになっちゃう。
　全員嘘ついてるんでしょ、それもあれも嘘なんでしょ的スタンスでのぞんでいるんだよな。素直に騙されていたあの日にかえりたい(BGM：荒井由実）。
　それでも「そうだったのか？」という要素が皆無でないのは脚本家の力技であろう。パチパチパチ。

　ジェシーもスタァももういないんだなと思うとなんか妙に感慨深い。この世界では生きているのだなあ。

　松重豊は実写ルパン三世をやるなら銭形だと思った。五右衛門は綾野剛で。次元と不二子は考えてください。