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2021年12月03日04:31

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特別展「琉球」,とても楽しみです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 絶対行きたい٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °

 皆様もよくご存じのことと思いますが,沖縄には長い歴史を背景とする大変優れた美術の伝統があります。我々がすぐに思い浮かべるのは紅型や芭蕉布などのテキスタイル,そして壺屋焼といった陶芸でしょうか。これらは無論,沖縄を代表する優れた美術品ということが出来ますが,沖縄に花開いた美術はそれらに限りません。他にも我々に親しい存在といえばシーサーが挙げられますね。焼物で作られることもありますが現在残る中にも石造のものは多く,沖縄には優れた彫刻の伝統もあることを知ることが出来ます。他にも泡盛を頂く際に使われる琉球ガラスなども沖縄の美術品として有名な存在です。その他にも赤瓦を多用した建築などは我々のよく知るところですね。
 沖縄の美術に詳しくない僕が具体的に挙げられるのはその程度ですが,沖縄の美術は無論,それだけではありません。この記事で最初に紹介されている玉御冠などもそうですし,先日不幸にも焼失して現在再建が進められている首里城などもそうでしょう。またあまり知られていませんが,漆器や工芸といった分野でも大変優れた作品が数多く存在します。そして数多くの絵画も。

 このように申し上げると「詳しくないと言いながら,結構色々なものを知っているようだが」とお感じの方もいらっしゃるでしょうか。実は僕は昔から沖縄の文化に憧れています。沖縄のお料理や音楽が大好きで,コロナ禍の前にはよく沖縄料理屋さんにお邪魔したり,カラオケに行っては沖縄の歌を歌ったりしたものです。美術への関心はそれよりもずっと遅れましたが,それでもサントリー美術館での「琉球 美の宝庫」や渋谷区立松濤美術館での「美ら島からの染と織─色と文様のマジック」で沖縄の美術に触れる機会を持ちました。テキスタイルのみを取り上げた後者も見応えがありましたが,沖縄の美術全般を取り上げた前者は本当に素敵で,僕は何度も足を運んでしまいました。そこで色々な優れた美術品を観て「沖縄の美術は本当に素晴らしく,しかも幅広いな」と感じ,興味を強めたという経緯があります。因みに展示された王国時代の掛軸の中には新垣結衣氏そっくりの女性が描かれたものがあり「そういえば新垣氏は沖縄のご出身だっけ。もしかしてこの女性は,新垣氏のご先祖様なのかなぁ( ・ω・)(*・ω・)」などと感じたのも,懐かしい思い出です(⋈・◡・)

 その沖縄は第二次世界大戦後に米軍の統治下に置かれましたが,2022(令和4)年で日本復帰からちょうど50年になるのを記念し,そんな沖縄の優れた文物を一堂に集めた特別展「琉球」が2022(令和4)年5月3日から6月26日まで,東京国立博物館で開催されるということです。優れた文化財を鑑賞出来る絶好の機会でありその意味でも大変楽しみなのは当然として,それと併せて沖縄の歴史についても学ぶことが出来たらと期待しております。僕は高校で世界史と日本史とを学びましたが,それでも沖縄の歴史についてはどちらの科目でも殆ど習ったことが無く,あまりよく知りません。琉球処分以降の話は日本史の教科書にもよく登場しますので悲惨な沖縄戦のことなどはある程度知っているし,江戸時代には「江戸上り」として琉球王国から江戸幕府に外交使節が派遣されたことは習いますが,それ以外の知識となると薩摩藩が琉球を通じて貿易を行っていたということくらいで,僕は本当に何も知りません。とても残念なことですし,これほどの無知をこのままにはしておけないでしょう。そんな僕にとって得難い学びの場にもなってくれるのではないかと思っているところです。

 5月3日といえば,ゴールデンウィークの最中ですね。今年はコロナ禍のせいで散々でしたが,こちらの特別展「琉球」が無事に開催されることを心から願うとともに,早く鑑賞して学びを深めたいものだと胸の高鳴りを覚えております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



東博と九博で特別展「琉球」が開催。琉球文化を過去最大規模、400点近い展示物でたどる
https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/24904
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