mixiユーザー(id:28135846)

2021年11月28日22:04

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このプログラムで、この指揮者で、このコンマスで、この演奏で、次期体制のお披露目ではない、ということが全く信じられない・・・・京響定期

正直言って、あの記者会見のせいで、二段階ぐらい感興がそがれた感じ。

京都 京都コンサートホール大ホール
京響第662回定期演奏会
ジョン・アクセルロッド指揮 京都市交響楽団
(コンサートマスター 泉原 隆志)
ホセ・マリア・ガジャルド(ギター)
榎戸 二幸(箏)
ダニエル・オロスコ(ナレーション)
ホセ・マリア・ガジャルド:セビリアの侍[世界初演]
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 作品40

前半がアクセルロッド氏主導の新作、後半がコンサートマスターお披露目の定番「英雄の生涯」とくれば、「どや、いいでっしゃろ!これでいきまっせ!応援してや!」となると思っていそいそと来ているのに、いったい何なんですか、あの記者会見は。と、いまだにぐすたふ君はぷんぷん丸なのであります。

だから、はっきり言って損した気分です。だって、「英雄の生涯」が素晴らしい演奏。京響の上手さ炸裂、泉原さんのソロも魅力たっぷり、演奏効果抜群、これぞ大編成オーケストラを生で聴く楽しみ! でしたからねえ。この演奏に、何の不満も文句もありましょう。

前半の曲は、残念ながら曲自体が安っぽく、講談か浪曲に毛の生えたようなもので、ちょっとなあ、という感じ。でも、演奏は掛け値なし。オペラ・バレエなど、劇伴をやらせたら関西一のこのオーケストラ、ザッツプロフェッショナルという仕事ぶりでした。作曲のガジャルドさんがギターを弾いたのだが、この人、ギタリストしては超一流ですね。なんともかんともいい音。また、琴もいい音で、音響的には楽しめはしましたが。

だから、これだけの演奏を聴かせていただいて、来期に胸膨らませて、気分良く帰らせてほしかったんですって。ほんとにホントにホントに!

帰り道、ご一緒した京都百科さんにひとしきり文句を垂れ流したので(演奏のことじゃないですよ)、これ以上はかかないけど、これだけの素晴らしいオケが、どこへ行こうとしているのか全く見えないというのが、なんとも腹立たしく、悔しく、情けない・・・と思ってしまう、ぐすたふ君が悪いのでしょうか?
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