mixiユーザー(id:249949)

2021年11月25日23:16

21 view

11月19日 「天国は待ってくれる」見る

この日は、昔のアメリカでソフィスティケイト・コメディという上品なコメディのジャンルで絶賛された、
エルンスト・ルビッチという大監督の43年に作られた、代表作の一つを見ました。
「ニノチカ」とか「生きるべきか死ぬべきか」などのコメディを撮った、戦前、戦後に活躍したコメディの巨匠でして、アカデミーの監督賞などを取ることがなかったので、一般には有名ではありませんが、映画ファンの間では未だに根強い人気の監督です。
この映画も上品なコメディで、楽しませるのですが。
N.Y.の上流階級出身の男性が死んで、天国の閻魔様に自分がいかに悪い男だったかを話すという変わった映画なのですが。
主人公は、自分は地獄に落ちて当然なプレイボーイだ、と考えておりますが。映画では、浮気を示唆しても、浮気をするシーンはないので、地獄に落ちるほどの悪い印象は無く。
更に犯罪に手を染める訳でもなく、自己中心的でもなく、神を冒涜することもないいたって真面目な男です。何故、主人公は自分をそこまで卑下しているのかが分かりませんでした。40年代の映画だと、そこまで浮気などは描けなかったからかもしれません。
でも会話がユーモラスなので、物語は軽快に運びますね。
ちょっと映画マニア向けの映画になってしまってますが、40年代の軽いコメディを求めている人には是非、御勧めです。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930