庚申山荘から皇海山の部分を抽出した、通過時間を書き込んだ地形図はこちら
スタート6:05-7:20庚申山-8:25薬師岳-9:20鋸山9:40-10:55皇海山11:00-
12:10鋸山12:35-13:15六林班峠-16:05庚申山荘(泊)
行動時間 10時間ちょうど(主な休憩50分を含む)
山と高原(2008年版)コースタイム 10時間25分
余りどこにも書かれていませんが、6:05 小屋を出てすぐの庚申山への登山道も
結構アスレチックなコース
こんな道標が見えたら
土の道で
山頂丘の樹林内に
7:20
庚申山山頂の標識
だけ見て、帰っちゃダメ。この少し先に唯一の絶景ポイント
皇海山が初めて、ドカーンと正面に見える所がある。 日帰りの人は絶対ここまで!
一旦大きく下がって、登り返すといよいよヤバイと噂の「鋸山」の一つ目ピーク
7:35 御岳山 この頃はまだ余裕、左の奥に先週歩いた袈裟丸山が見える
駒形山、浮雲山と、徐々にやばくなって大きく登って薬師岳 8:25 時間掛かるな
皇海山が近くなって、カメラの画角一杯になってくる、写真が減ってきた辺りで 白山
目の前が大きく開けて、正面に崖。 あれの何処登るんだ? ガレガレやん?
その上、足元の鎖
鎖の先、見えない
無事通過した先の斜面から、見返した写真がこれ、4人登山者が写ってます
上から覗くと怖いけど、崖はそれなりにステップもホールドも有って、降り易かった
向かい側のガレガレ斜面も、梯子やら鎖やらで一つ一つの難易度はそれ程高くない
ただ、それが休みなく続くので、精神的にはかなりやられますねぇ、ここ
そして最後の難所、長い梯子は揺れるんだ(笑)、そしてガレた細い急斜面はすぐに
右側の林内に入って難所は終わる、六林班峠〜皇海山の縦走路の分岐を過ぎると
鋸山の山頂
広場ですが落下注意
正面に
快晴の皇海山 9:20
パンを食べて大きく休憩してから、先へ進む。 ここの下りもガレガレ
着いた鞍部から見上げた
鋸の歯
あの凸凹をほぼそのまま全部、UP-DOWNした訳で、2時間丸々かかる訳だわ
真新しい道標が倒れている
栗原林道からのルート合流点の表示があり、道も通行止めにはなっていない
最後の皇海山への登り
かなり荒れていて木の根が露出、道の付け替えで複数のルートがある、歩きにくい
青銅の刀を見たら
10:55
山頂、展望は良くない
戻って鋸山の山頂でもう一回パンを食べて休憩、僕としては25分も止まるのは異例
前後して歩いていた30代の男性と女性の各ソロと、3人で話が盛り上がった。
二人とも、今日一日の日帰りで、かじか荘の所まで帰る。僕の年齢の半分だから(笑)
六林班峠への下り
女性のソロ写ってる
見返す鋸山
下り始めはガレてる
鋸山〜六林班峠は、噂では藪っぽいとあるが、刈払いがしっかりされて今回一番楽だった
恐らく、百名山・皇海山の唯一の一般ルートを歩きやすくしたいという、意思がある
ただ、この先六林班峠〜庚申山荘の巻道は、きつかった。 何より長い、似た風景が続く
そして、いつ終わるかわからない(全く道標や距離表示がない) のがキツイ
最後の方で、唯一の道標が展望台への分岐、小屋まで10分の所だった
手持ちの地形図に違和感があったので、帰宅後に地理院地図を確認したところ
多くの場所で道が付け替えられている様子、これだと距離も変わるし、道標整備も
追いつかないのは解る。 せめて沢の本数を(6/25)の様に表示してみたら?
**同時に、山荘から庚申山への登りに使ったルートも、全然違ってた、登山道の維持
大変なところなのだと、実感。 そして感謝。
と、いう訳で、六林班峠〜庚申山荘、コースタイム2時間の所、2時間50分もかかり
ヘロヘロになって、16:05に山荘に戻った。
勿論、このまま荷物を持って下山など出来る状況に無く、計画通り連泊となった
この日の庚申山荘は大繁盛で、15人位の宿泊者が居た。
暗くなってからも、リビングで賑やかに会話する人たちには、控えてほしかったが
でも向こうの立場だと、僕もやっちゃいそうなので ガマンガマン・・・
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