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2021年11月21日21:00

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COP26…「総論」と「各論」

COP26…「総論」と「各論」

今日は、世の中で見える、「総論」と「各論」と言うお話しです。

要は、全体的な議論としてはみな賛成できるものなのに、ひとつひとつを細かく突き詰めていくと、議論が分かれてしまうテーマのことです。

たとえば、分かりやすいテーマが「世界平和」なんですよ。

世界中の誰もが、先進国でも新興国でも、「世界平和」を願わない人はいないでしょうと。

これが「総論」です。

ただ、「各論」だと…

それこそ、「日本」はもとより、「アメリカ」でも「ロシア」でも「北朝鮮」でも、平和を願わない人はいないわけですよ。

でも、その道のり・手段が各国大きく違ってくる、というわけなんです。

日本のスタンスは、あくまで「戦争をしない・参加しない・加担しない」これが大きなスタンスでしょう。

それゆえ、賛否両論呼ぶ議論もあるわけですが、それは今回は抜きにして、あくまで日本の「平和」としての「総論」はここにあると思っていますから(;^ω^)

だけど、世界各国の「平和」への概念も、また大きく違ってくるわけで…

「アメリカ」や「ロシア」そして一応「北朝鮮」でさえも、「核兵器」を所有していることで、「平和」を維持していると強調しているわけです。

1914年に開戦した、第一次世界大戦。
これが人類の歴史上、初めて起こった世界規模の大戦でした。

1918年の終戦後、もう二度とこんな戦争は引き起こさないと提唱されたのが、「国際連盟」だったわけです。

だけど、アメリカがこれに加盟しなかったことから、事実上、有名無実化していきます。

第二次世界大戦の開戦は、1939年の英独戦争開戦からとされていて、終戦は、言うまでもなく、1945年8月15日の、日本の無条件降伏をもっての終戦でした。

以後76年。

各地での紛争は起きていますが、世界規模の大戦は起きていません。

これの最大の理由は「核兵器」とされているんです(~_~;)

つまり、核兵器所有国があるからこそ、戦争をしようとはしない。という理論なんですね。

「核の先制不使用」というのもここにつながっています。

そして、本題の「COP26」…環境問題です。

環境問題そのものも、人によって国によって、本当に大きく意見は違ってきます。

「総論」としては、世界の誰もが環境問題を解決したいと思っている。

でも、「各論」はというと…

その道のりは、決して平坦なものではないわけなんです(;・∀・)

「原発を無くせばいい」という国がある。

「石炭火力をなくせばいい」という国がある。

「世の中全てが再生可能エネルギーになればいい」という国がある。

その手段は実に様々ある問題なんです。

そして、各国のお国事情、政治事情、経済事情などなど様々な思惑が絡んだ、非常に多岐にわたる議論になってしまうため、世界で一致した結論が出せないのが当然なんです。

環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん。まだ18歳です。

彼女の環境に対する思いは、時に極端なものがあり、それゆえ日本人からは支持されにくく、その行動に対する批判も多いのも事実です。

間違ってはいない行動ではあるものの、極左的な極端な行動により、敬遠してしまう方も多いということなんでしょうね( ̄▽ ̄;)

マイクロプラスチックの問題もそう。

プラスチックごみを減らそうと。レジ袋を有料化したり、プラスチック製品の利用を少しでも減らそうと、ストローを紙製のものにしようとしたりという企業努力も行われているわけなのですが、日本人が諸手わ挙げて賛同しているわけでもなく、批判の声も一定数ある。

ここが日本国内としての「各論」の違いなんですよ。

だからこそ、この「環境問題」総じての「総論」と「各論」は大きく違ってくる、というわけなんです。

人類が誕生し、石炭なり原子力をエネルギーにしてきた歴史がある。

電気というものを発明し、生活を便利にしてきた歴史がある。

ここからいざ「昔に戻る」ということは、少なくとも、先進国の国民には、容易にできるはずもないんです。

電気のない生活に戻れるか。それこそケータイやPCを使わない生活に戻れるかと言ったら?

50代以上の方に言わせると、「世の中みんなが同時にそうなるなら、ケータイやPCがなくても問題ない」と答える方もいました。

一理あるのかなとも思いましたがね(;^_^A

人類が便利を手にし、発展してきた今、地球温暖化のスピードをゆるめることはできても、進行自体を止められることはないと思っています。

そして、50年、100年…もっと先の将来…

「人類の火星移住化計画」なんていうこともささやかれています。

なので、我々現代を生きる人類にとっては、直接関係ないのかもしれませんが、子孫の世代でそういうことが起こり得るんだろうなと。

そして、遠い将来、火星に移住を終えたとして。

その火星でも、また同じような、環境破壊行為を繰り返したとしたら…

いや、遠い将来の人類は、過去の過ちは繰り返さないか…それとも歴史は繰り返すのか…それは分かりませんがね…

「環境問題」は、一朝一夕には解決し得ない問題と言えることは、間違いないんだと思いますからね(´-∀-`;)
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