ゾンビもの2作品

写真は順に
＊AMC製作『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 』シーズン6 イメージ画像
＊ジム・ジャームッシュ監督『デッド・ドント・ダイ』イメージ画像

どちらもAmazon primeで鑑賞。

コロナ禍で撮影が止まっていたゾンビドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 」のシーズン6がAmazonプライムで再開してた。
ゾンビドラマの飢餓状態だったので三日間で16エピソードを観終わってしまった…。
本家「ウォーキング・デッド」でも大活躍のモーガン、生きてて良かった。
シーズン4からこちらにも登場して狂喜したが、やはりモーガンが核になってから断然面白くなった。
ドワイトとシェリーの過去は本家の方を観てないとわかりづらいんじゃね〜の(；´∀｀)
私は二人がやっと再会できて嬉しいけど、こちらでは初登場のシェリーが激変というかキャラ変して強い女になってた〜(ﾟдﾟ)！
えらい顛末を迎えた状態でシーズン6が完結。
本家「ウォーキング・デッド」より壮大な話になって来た。
シーズン7が待ち遠しい。

あのジム・ジャームッシュがゾンビ映画を監督。
『デッド・ドント・ダイ』は
世の中の様々なゾンビものとは完全に一線を画すユニークな作品だ。
まず、全体のムードがゆるゆるしている。
ぜ〜んぜん怖くない（笑）
アメリカの片田舎で突然始まったゾンビ発生を地元警察官3人だけで対処しようとする。
地球人に成りすます女が登場し、サムライのようにゾンビを一刀両断したかと思えば、突然宇宙船で逃げ出したり…あ、地球、見捨てられたか(；´∀｀)
署長は、目の前のゾンビが知り合いだと恐怖より情が優って殺せない。
警官たちは片田舎の墓地でゾンビに囲まれて一巻の終わりだが、ゾンビなので死ねないだろう…なんかかわいそう、そしてこの分じゃ早晩地球は滅びるな。
ゾンビに変貌しなくても、地球人は抗生物質に依存したりしてすでにゾンビ化していた、なんて語るシーンもある。
コーヒーゾンビ、ファッションゾンビ…人類みなすでに何らかのゾンビと言いたいのか。
片田舎の町の住人が全員ゾンビ化したところで映画は終わる。
長閑なウエスタン・ミュージックと共に。
とにかくものすごく変テコで、捉え所がないゾンビ映画だった。