神野正史著 PHP文庫を読みました。
何気なく買ったのですが、歴史からの教訓を考えて、非常に良書です。
1,真実は言葉の裏にあり。
オリンピックは平和の祭典ではない。
現実は、政治圧力に屈し、金が目当ての近代オリンピックは腐敗。
今回の東京オリンピックで日本国民が感じた通り。
(本の出版は、東京オリンピック開催前だから予言(笑)?)
過去にオリンピックは中止になったり復活したりだが、腐敗でそろそろ再度消える。
2,民主制の機能不全は歴史の潮流。
制度は必ず古くなる。
3,国境を巡る弱腰外交は失敗する。少しずつ譲歩した弱腰外交がヒトラーを生んだ。
慧眼チャーチルはそれを見抜いて決して譲歩しなかったが、戦う時には既にヒトラードイツが肥大化していた。それ故、世界大戦になった。
得をしない戦争など はなから起きない。
4,国家衰亡の歴史。
70年以上変化が無い日本の憲法は異常。
旧法を死守しようとしたポーランドは没落。
アメリカの押し付け憲法故、未だに日本はアメリカの属国。
時代に合わせて改革できない国は衰亡する。
5,少子高齢化で国は亡びるのか?
移民政策で他国の習慣が普遍化し、国が亡びる。
人口減少に対応するべき。
6,日本の教育改革の愚策。
ゆとり教育の理念は悪くなかった。
何故に授業時間を削った?
丸暗記ではなくても、考える教育は必要。
7,贅沢に溺れた国の末路。
リン鉱石の資源があって、誰も働かなくても豊かな生活できたナウル。
資源が無くなったが、誰も働かない。
資源で豊かな国は、資源が無くなれば滅びる。
資源の無い日本は幸運?。
8,障がい者迫害の歴史と その反動としての甘えが人をダメにする。
著者は右手が不自由。
ゲームが好きだったが、友達が右手の代わりにボタンを押してくれるのが当たり前だった。でも、ある日、友人の一人に断られたので、気が付いた。周囲の好意があったからこそ、自分が楽しめたことに・・。
助けるのが当たり前との過保護は、人間をダメにする。
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