※ネタバレありです。要注意!
京成ローザで、先週の木曜と昨日、劇場上映の作品を観てきた。
『シャン・チー』と『ザ・スーサイド・スクワッド』の二本。
●シャン・チー
アイアンマン3に出てきた組織、テンリングス――と言われても、思い出せなかったんだけど、とにかくカンフーもののMCU作品。
父親が1000年以上生きてるむちゃくちゃ強い暗黒街のボスみたいなやつ。
どこか、刃牙のような話でもあると思った。
アジア系のヒーローだからなのかなんなのか、アジア文化圏で作られた映画との違いは、どうにもハリウッドの作ったアジア観の映画だなあ〜ってところ。
Twitterでつぶやいたが、自分に暗殺術を仕込んだ父親から逃れてアメリカに潜んでいた若い中井貴一が、友達の椿鬼奴とともに、妹の手島優の危機を救うために中国へ向かうんだけど……みたいな感じなんだよなあ。役者の感じが。
かなり、ブラックパンサー的なところはある。中国だって「ここどこ?」みたいな舞台がほとんどだし。まあでも、あんまりリアルにやられてもそれはそれで興醒めだが。
流れからすると、ドクター・ストレンジ絡みになっていくのかなあ。
普通に楽しめた。
●ザ・スーサイド・スクワッド
スーサイド・スクワッドの続編。
やっぱりこのシリーズ、悪趣味過ぎてウヒヒーって変な笑いが出ちゃう。ジョーカー出てないのに、ジョーカーがいるような気分にさせられる、というか。
最初の思わせぶりなスカシが凄すぎる。「え? それどういうこと?」って、しばらくぽかんとしちゃったよ。笑った笑った。
あの女司令官は本当に腹が立つ。誰かぶん殴ってくれよ! って、ずーっと思っていたよ。本当に嫌なヤツだ。
ハーレー・クインは相変わらずなくてはならない存在なんだけど、もうひとりの主人公キャラが前作と微妙にかぶってるけど別人なんだよな。その上、この作品中でもそいつにキャラがかぶってるのがいたりして笑う。もちろん、わざとなんだけどもね。
そしてサメとネズミ。
もしネズミがいなければ、絶対に「サメ最高!」だけで盛り上がっていたと思うんだけど、私はもうネズミにやられっぱなし。ラットキャッチャーが心に突き刺さりました。
だって、『PATRONE』で頭の中で数え切れないくらい思い描いて文章化した、汚い街に巣食う大量のネズミを自由に操る……って映像がそのまま見られたから。
あの感じですよ。うん。
まあ、完全に操られていて知能があるのかは、微妙だったけども。
でもいいのだ。
というわけで、前作より好きだけど、大佐が死んじゃったのは残念だなあ。
あと、よくよく考えると、どっちも怪獣映画だったよ。
どっちかというと、スーサイド・スクワッドのほうが大映系かな。
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