小噺0319 競馬

ボクはテレビの競馬中継を視ませんし、生まれてから一度も馬券を購入したことがありません。しかし暫く前に賞金がすごく高額だと聞いて俄然興味が湧いたゲスな人間です。
幾らぐらいだと思います？

レースによってずいぶん異なるようですが、高額のジャパンカップを例にあげると、1着3億円・2着1億2000万円・3着7500万円・4着4500万円・5着3000万円の総額5億7000万円(2019年)だそうです。
これは馬主80％、調教師10％、騎手5％、厩務員(きゅうむいん＝馬の世話係)5％という割合で分配されます。つまりジャパンカップで優勝すると、馬主は2億4000万円手にできるワケで、税金を納めてもホクホク！

演歌歌手の北島三郎さんは、1963年から250頭以上の競走馬を所有してこられたベテランですが、50年以上鳴かず飛ばずだったそうです。しかし「石の上にも3年｣ならぬ52年、2015年にキタサンブラックか目を見張る活躍を始めます。

JRA(日本中央競馬会)の一連の最重要レースをG1と言い、高額賞金を目当てに海外からもエントリーがあるのですが、キタサンブラックはそんなG1を多数制しています。菊花賞、天皇賞、有馬記念、ジャパンカップ、大阪杯など。その結果、生涯獲得賞金は18億7684万3000円、その80％約15億円が北島さんのフトコロに！
さらに2017年12月24日の有馬記念(優勝)を最後に引退してからも、種牡馬(しゅぼば=タネウマ)として500万円の種付料で子孫を残しているそうです。生涯何頭種付けするのか知りませんが、2020年までに約200頭との情報が。これで10億円、今後も稼ぎまっせ！