今朝のワシントン・ポスト紙 News Alertより

１）ウイルスとの戦いは変わってきた、とCDCの内部資料が語っている。
今後はデルタ変異株との戦いが中心となるだろうということだ。
デルタ変異株は今までのコロナウイルスより遥かに厳しい症状をもたらし、水ぼうそうより感染速度が遥かに早いと警告し、関係政府機関に対して、戦いの様相が明らかに変化したと警告している。アメリカの公衆衛生の最高機関のCDCが国民に対してワクチン接種に積極的に参加し、マスク着用やソーシャル・デイスタンシングを守るなどの感染対策に積極的に対応するよう警告した形だ。CDCは更にワクチン接種済みの人でも既に体内にデルタ変異株ウイルスを持っていれば他人に感染させるリスクを残しているとも警告している。CDCは、デルタ変異株が全く新しいコロナウイルスであり、エボラや普通の風邪より早く容易に感染するため、感染する前にワクチン接種する以外に対策はないと語っている。

２）CDCは、ワクチン接種済みの人も含めて全ての人がマスクを着用するよう警告している。これまでワクチン接種を済ませた1億６千２百万人の人たちの間でも、毎週３万５千人が感染の症状を示しているとの情報もある。
CDCはワクチン接種者に依然として感染例があったとしても厳しい症状や死亡のリスクからは守られていると語っている。

３）アメリカの新型コロナウイルス感染による死者は611,000人に登り、累計感染者数は34,789,000に達した。