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2021年07月26日18:20

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四国霊場84番札所から88番札所マイカー移動のプチ遍路☆彡香川・高松、さぬき篇にて結願&昼食は讃岐そば列伝☆ファイル4ー2 祖谷そば冷やし山かけ。

東京都、沖縄県、新型コロナ緊急事態宣言発令中、4府県(大阪府、神奈川県、千葉県、埼玉県)新型コロナまん延防止等重点措置中。
東京オリンピック4日目となっています。

7月25日発表(7月24日 土曜日分)の全国新規感染者数は5020人です。
感染者0の地域は山形県のみ。
東京都1763人、沖縄県209人、大阪府471人、神奈川県531人、千葉県279人、埼玉県449人、北海道113人、愛知県109人、兵庫県138人、福岡県162人の10都道府県が三桁以上の新規感染者を出しています。

前回日記から香川県の新型コロナ陽性者は7月23日に4人、24日に5人、25日に2人が確認され、累計で2162人となりました。


いよいよ四国霊場・八十八ヵ所お遍路も大詰め。仏滅ですけどね…

まず向かうのは源平合戦の古戦場として名高い屋島。屋根の形に似ていることからその名が付いたとされる島(現在は地続き)で84番札所・屋島寺は、その山上(標高293m)に建ちます。前回の一宮寺からは約17km。
屋島ドライブウェイが2017年7月21日より無料となり4年・・・昭和風情のあった通行検問所も撤去されていて、一気に山上まで登ります。
駐車場(1日300円20分以内は無料)はガラガラ。
灼熱の気候の中、陰になっている端っこに車が集中していて、私もそれに習うとします(笑)
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では、恒例の屋島寺エリアへレッツゴー!
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瑠璃宝の池(血の池)。
弘法大師がお経と宝珠を納めて池にしたとの伝説があり、その後、源平合戦の武士たちが血の付いた刀を洗ったことから血の池と呼ばれるようになった模様。
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いつも通り東大門から入ります。
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境内へ!
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宝物館の建物が独特ですよね〜。
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三体堂。鑑真が祀られていています。
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大師堂。
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熊野権現社。
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蓑山大明神。祭神は日本三大名狸に数えられる屋島太三郎狸。蓑笠をつけた老人の姿で現れて弘法大師を案内したとされます。
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本堂。本尊は十一面千手観世音菩薩。
1618年に建立されたものですが、一部は鎌倉時代に建てられたものが残っていて、重要文化財に指定されています。
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風格のある四天門。本来はこちらが正門となります。
向かって前に増長天、持国天、後に多聞天、広目天の四天王像(東大寺型)が安置されてます。
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昔の玉垣は百圓となってますね!今の百万円くらいでしょうか・・・
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山門(仁王門)。二王像が安置。
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平日の参道商店街はほとんどの店が開いていません・・・。
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れいがん茶屋も改修中の模様。
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そう言えば屋島山上に展望や観光の拠点施設を造ると言ってましたね〜。
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イメージはこんな感じ?
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サンポートあたりの高松市街に女木島、男木島。
普通に眺めても美しい景色が広がってますね〜。夜景をもっとプッシュすればいいのに。
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ちなみに下に見える昭和的レジャー施設「やしま第一健康ランド」は、昨年の全国緊急事態宣言から無期限休業中です_| ̄|○
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新屋島水族館前を通って・・・
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ぐるりと一周、駐車場まで戻ってきました。
IruCa(イルカ)も使えるみたいだけど、現金で300円を支払い屋島山上を後にします。
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山麓まで下りる道中に「源平屋島の古戦場」が見られるスポットがあります。
目の前に見えるのが五剣山で、次の85番札所・八栗寺が鎮座する場所になります。
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対岸の牟礼や庵治の地域は石の採掘と加工で有名な町でそこで造られた狸の像がありました。
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おっと!高松・屋島篇はかなりの紙面を食いましたな?ここで締めにします。

高松市牟礼町にある85番札所・八栗寺までは約8km。
ケーブル乗り場の駐車場は無料。
歩きでも裏道で車でも行けますが、大方の人が一度は乗る八栗ケーブル。
今回も乗ってみたいと思います。
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今は往復1000円。コロナ禍らしくマスク着用義務あり。
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出発進行〜。
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お!前と同じく蒼い奴とかわします!
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約4分間で到着!
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前にも書きましたが、お寺なのにいきなり鳥居が現れます。神仏習合万歳!
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2019年の元旦には、うどんが食べられたお店でしたが、閉まってます。
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八十八ヶ所石仏霊場。
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大正時代に高幡龍騰の発願で大師信徒たちが五剣山の山中に八十八の石仏を祀りました。2004年(平成16年)の弘法大師入唐1200年記念に山中に点在していた石仏を一か所にまとめて奉祀したのがこの石仏霊場です。本寺・八栗寺もちゃんとありますが・・・
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88番札所・八栗寺だけ移動している模様。
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屋島寺の所の玉垣で触れましたが、現代は百万円が主流の様子。
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中には一千万円、二千万円といった方も・・・持ってますな〜。
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大師堂。昭和初期に建立された総欅(けやき)造りのお堂で青年時代の修行僧の弘法大師が祀られています。
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ありました!88番札所・大窪寺の石仏。結願(けちがん)の寺なので別格なのでしょうか?
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また鳥居が見えてきました。
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奥には聖天堂。
歓喜天は人の喜びを歓びとする天尊で、ここには夫婦二天の歓喜天が祀られています。日本最古ともいわれる弘法大師作の秘仏で50年に一度開扉されます。狛犬も二対いますね!
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本堂。本尊は聖観自在菩薩です。
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手水舎は涸れて感染防止のため中止で消毒液が置いてありました。
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二天門。
天部の持国天と多聞天が祀られています。
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こちらの玉垣は相当古いもの。
五拾圓、六拾圓、壹百圓、貮百圓が主ですが、中には千五百圓なんかのツワモノも混じってました。
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昭和三十六年の鳥居や明治四十三年の結界石などを抜けると表参道の入口である、お迎え大師に到達。
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抜けるような碧さの空に先ほどの屋島寺から逆から見る屋島と高松市街。
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一つの峰を剣と呼んで西から一ノ剣、二ノ剣、三ノ剣、四ノ剣、五ノ剣と山上にかつて5の大きな峰があったことから五剣山と言われてますが、五ノ剣は1707年(宝永4年)の宝永地震で割れています。
そんな象徴的な峰を見ながら、高松・牟礼篇を締めます。
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11時半に麓まで下りてきた所で八栗ケーブルから程近く駐車場も共用の約4年ぶりである「そば処 六六庵」で昼食とします。
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店内は相変わらずシックな内装。やはり暑いので前回と違って冷たいメニューの「冷やし山かけ(900円税込)」にします。
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待っている間のおでん(各120円税込)は、祖谷こんにゃくと京厚揚げをチョイス。何と無意識に前回と全く同じものを選んでました。(かけたのもからし味噌。)
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メインの蕎麦は前回と違って細いしっかりした麺。味わいと喉越しは素晴らしかったけど量的には少し物足りなさを感じました。
最後の蕎麦湯でオツユも余すとこなく頂きました。
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そば処 六六庵
【住】香川県高松市牟礼町牟礼3369-2
【電】087-845-6796
【営】10:30〜17:00(夜のみ予約制 そば会席3500円より)
【休】不定休
【席】50席
【駐】八栗ケーブル 無料駐車場利用

さぬき市志度にある86番札所・志度寺までは約7km。
駐車場は無料。
山門(仁王門)。草履があって5年半前と変わりません!仁王像が安置されています。
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しかし中に入ると以前より植物が伸び放題でジャングル化しています。
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本堂。本尊は十一面観世音菩薩。
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大師堂。以前は中に入れた様ですが、納経所が移動してからは外からの参拝となっています。
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閻魔堂。十一面閻魔大王が鎮座。毎月17日に開帳されます。
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ちなみに豊臣時代の1595年に讃岐国17万1800石を与えられ、高松城と丸亀城を築城し城下町の形成に着手した生駒親正公の墓塔が志度寺にあります。
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ここで、さぬき市志度篇を締め!

さぬき市長尾西にある87番札所・長尾寺までは約7km。
約三年半ぶり。
駐車場は無料です。
山門。日本三大名門の1つ。1670年(寛文10年建立とされ、三つ棟木という珍しい工法で知られています。背後の大きな楠は香川の保存木。
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手水舎には一つだけ柄杓が置いてありました。
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本堂。本尊は聖観世音菩薩。
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大師堂。大正時代に再建されたそうです。
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長尾天満自在天神宮。1710年建立で当山鎮守。
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静御前剃髪塚。
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門前にある「あづまや旅館」というお遍路さん御用達の宿がいい味出してますな!
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そんな所でさぬき市長尾篇を締めるとします。残るは1寺!
参りますぞ!!

さぬき市多和にある88番札所・大窪寺までは約18km。
大きな駐車場もあって、いずれも無料。
こちらは、紅葉の名所としても有名ですね!
約6年半ぶりに参りました。
88か所巡りの結願(けちがん)札所は讃岐山脈の山中で徳島県境にも近い、標高450mの場所にあります。
大きな駐車場から紅葉時と同じ、仁王門から入らせていただきます。
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手水舎にはナミナミと水が満たされており、柄杓もたくさんあって通常通り。
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大師堂。1階には通常姿の大師像、地下殿には剣を持った大師像が祀られてます。
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宝杖堂。 結願した遍路の金剛杖が奉納され、毎年春分の日と8月20日に柴灯護摩供の焚き上げが行われます。手前にあるのは原爆の火。1988年10月24日よりここにあって燃え続けています。
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本堂。本尊は薬師如来。
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納経所。ここで結願証明書(賞状)を有料で書いてもらうことができるみたい。
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阿弥陀堂。
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幼少時の弘法大師(空海)である真魚(まな)。
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山門(二天門)。こちらが本来の正門だと思います。
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門前町には打ち込みうどんの名店「八十八庵」と「野田屋」があって、晩秋から冬にはまた食べに来たいと思います。
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証明書なんか貰わないけど・・・
これにて!
結願

さらに高野山にて満願したいけど、四国外に出る時勢には、まだありません!

なので、これからは・・・
四国別格二十霊場
にて/|_________ _ _
〈  To BE CONTINUED…//// |
 \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄


でございます。


そんなこんなで長い旅路の果ての長い日記は、今後も続く事になろうかと思いますが、懲りずに付き合って下されば幸いです。
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