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2021年07月20日11:29

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今朝のワシントンン・ポスト紙 Coronavirus updatesより

1)国連WHOの疫学権威マリア・ヴァン・カークホーヴ女史は「世界はもっと現実を直視すべきです。」と語っており「パンデミックは収束には程遠い状態である」と指摘している。これは他国よりもワクチンが豊富に手に入るアメリカでも同じ現実である。アメリカのサンベルト(南部の、カリフォルニア州からノースカロライナ州に至る、北緯37度線以南の温暖な地域)では、一週間に70%もの感染者の急増が発生している現状だ。サンベルト地方での感染急増が顕著である。

2)感染者急増を受けて、マーシー米国公衆衛生総局長官は、マスク着用義務を再度復活させるべきだと語っており、日曜のABCニュース番組で、マスク着用義務を復活させたカリフォルニア州ロスアンジェルス郡部での措置を正しい合理的な判断であったと称賛している。だが、その一方で、ロスの保安官事務所はこのマスク着用義務の復活に異論を唱えている。

3)ユタ州の共和党出身スペンサー・コックス知事は木曜日の報道番組で、保守主義者の間でワクチンに関する誤った情報を元に接種反対の運動を起こしていることを非難して「これは危険な動きで多くの人を死に追いやる結果になる」と語っている。右翼のワクチン接種反対について、彼らは結果的に彼らの支持者を死に追いやる結果になるだろうとも語っている。
一方、バイデン大統領は、最近フェイスブックに載ったワクチン反対論について強く非難の声を上げている。

4)アメリカ国外では、いくつかの国が規制緩和へ動いている。カナダでは8月9日以降、アメリカからの一般旅行者に到着後の隔離義務を免除すると発表している。
一方、イギリスでは、マスク着用やナイトクラブや競技場などの入場者数制限などのパンデミック対策を事実上廃棄している。だが、ジョンソン首相は最近感染陽性が判明した厚生省の要員との濃厚接触のため、一時隔離施設への入所を余儀なくされている。

5)東京ではオリンピック開幕を間直に控えている。勿論コロナウイルスは東京でも猛威を振るっている。そんな状況の中、南アのサッカーチームの選手三名が、選手村に入居した後でコロナ陽性が判明し、チーム全員が隔離される事態になった。アメリカの女子体操チームの補欠選手の一人がコロナ陽性と判明した。更に、アメリカの女子テニス選手で17歳のココ・ガウフも陽性が判明し、試合を断念した。

6)アメリカでのコロナ感染によう死者数は608,000人、感染者累計は34,117,000人に登る。

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