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2021年07月06日23:18

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ごじこん

ゴジラvsコング(映画)
(アダム・ウィンガード監督)

ゴジラVSコング観てきました。
観始めた当初は、先日TV放送もしたKOMの印象が強めに残っていたこともあって「今回は狂気度は低いかなあ」とかうっかり思いかけてしまったのですが、
考えてみればKOMの狂気てんこ盛りっぷりがおかしいのであって、アレをベンチマークにしてはいかーん! と思い直しました。そもそも監督違うし。
本作も十分にサービス盛り盛りで怪獣愛も山盛りな作品で楽しかったです。

こういうVS作品だとどちらのファンに対しても配慮が必要ですが、本作はどちらも十分に活躍が描かれていて、いいバランスだったのではないかと思いました。
強さ的には普通に考えて「ゴジラ>コング」だろうと思っていたし、作中でも実際そういう扱いでしたが、
本作は「コング=挑戦者側の視点主人公、ゴジラ=チャンピオンのヒール役」という感じの立ち位置で描くことで、無体な強さのゴジラと、人間の協力を得てぶつかっていくコングの両者を上手いこと両方魅力的に描けていたかと思います。
正直言えば観る前は「コング」への思い入れは薄かったのですが、観終わる頃には「コングー! がんばれー!」と思えるようになっていましたよ。

以下ネタバレ注意

タイトルに「VS」とか「対」とかが付くと大体最後は共闘するものだと昔から決まっているものですが(東映まんがまつり的に)、本作も(やっぱり)そういう流れになって笑いました。そこで前作のギドラの頭でアレですかー。
でもまあ正解だと思います。やっぱりVS映画は最後に巨大な敵相手に共闘するのがいいですね。最後はやっぱり合体攻撃ですよ。
戦いが終わった後は、どうせなら握手して欲しいとか思ってしまいましたよ。しかし、コングが武器を手放し、ゴジラが「今回はこれくらいにしといたらあ」という感じで去っていくのもらしくて良い結末だったかなと。
ラスト、コングさんの新しいお家で終わるのはほのぼのしました。

しかしまあ、本作といい先日完結したゴジラSPといい、怪獣の頭やら骨やらが手に入ったらメカゴジラを造りたくなっちゃうんですかね人類は。
本作でのメカゴジラはゴジラとコングを2体相手に暴れまわる無茶苦茶な強さで楽しかったですよ。ミサイル攻撃がワクワクしますな。(コンゴジが苦戦したのは連戦だったせいもあるけど)
酒には弱かったけど(笑)
まあ元がギドラだし、ヤマタノオロチが酒で倒されたようなものと考えれば納得出来る気も???

コングの使う背びれ斧は格好良く面白かったですね。(明言されてないと思うけど)元が背びれなのかと考えれば熱線に対抗出来たり合体攻撃が成立したりするのも納得感があります。
ゴジラSPのアンギラスの槍もそうだけど、怪獣に対抗するのに怪獣の身体の一部を使うってのはニヤニヤしますね。
心臓電気ショックはAEDって大事、と思いました。

ゴジラが暴れたのは人がメカゴジラを造っていたせいだったわけですが、一般人は大迷惑ですねえ。どっかよそでやれよそで。

今回は「狂気度は低い」と言いましたけど、ラッセルの娘は割とヤバい感じに育ってるなあとは思いました。
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