一人っ子だったため、
大家族、にぎやかな家庭に憧れた。
子どもの頃、
親戚が集まる花火大会やお墓参りの日は、
本当に楽しみで、その日を指折り数えたほど。
しかし祖父母がいなくなり、
親戚が集まることは次第に減り、
集まる人数も少なくなっていった。
母が要介護になって、そんな日々を思い出す。
親戚などのお客さんが来るのが、母は楽しみなようだ。
ヘルパーさんが来るのも、楽しみにしている。
親戚の皆さま、
昔のように、ディナーでも食べに来てください。
介護を手伝ってくれ、なんて言いません。
母の話し相手になってあげてください。
夕方から夜寝るまでが、本当にしんどいのです……。
昔は大家族だったから、老人ホームがなくとも
みんな介護を乗り越えられたという。
我が家を、昔の大家族的な雰囲気にし、
母に愉しい思い出を提供したい。
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