今朝のワシントン・ポスト紙の Coronavirus Updatesより

１）CDCの理事会はファイザー・バイオNテック製ワクチンを12歳以上の子どもに接種することを承認した。幾つかの州ではFDAの承認が出た時からテイーン・エイジャーへの接種を認めていたが、多くの州ではこのCDCの承認の発表を待っていた。
ティーン・エイジャーを持つ親たちの中には、FDAの承認が出た後も子供たちへの接種を躊躇する人たちもいたが、今回のCDCの承認発表で考えを変える親たちも多いとみられる。

２）英国などからのツイッター投稿によると、新型コロナウイルスに感染すると、手の爪に何らかの痕跡が残るという噂が広まっているようだ。だが、専門家は爪に何か異常な痕跡が出たとしも、それがコロナ感染の証拠にはならないと警告している。だが、一部の医療従事者の間では、コロナ患者の中には爪に横に走るスジが入る場合があると語られているのも事実だ。これはインフルエンザなどの感染症患者にも見られる、爪の成長の一時的な阻害の痕跡の可能性もあるようだ。専門家はこの痕跡が全ての患者に現れるわけではないと語っている。現れる場合と現れない場合があるが、理由は不明であるとも語っている。

３）WHOの１３人の理事の会合で、新型コロナウイルス感染拡大に対するWHOのパンデイック宣言が遅すぎたのではないか、との反省が語られていた模様である。

４）トルコにおけるコロナ感染拡大防止の為の厳しいロックダウンが経済を混乱させ、且つ、海外からの旅行者が自国民よりも自由に行動ができることに、国民の間で不満が爆発している模様だ。

５）アメリカにおける、パンデミックによる経済的損失の被害は、性別により偏りをみせている。第一波の時のロックダウンでは、サービス業に従事する女性の内の1130万人が職を失っている。復職のスピードも女性の方が劣っているようだ。