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2021年04月27日09:55

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今朝のワシントン・ポスト紙 Coronavirus Updatesより

1)ジョンソン&ジョンソン社のワクチンの安全性に関するデータを再審査した結果、CDCは同社のワクチンは、厳しいが稀に起こる血栓症の副作用より接種による利益の方が遥かに上回っていることを認め、アメリカ国内での接種を再開すると発表した。連邦政府は同社のワクチン接種の再開を主張しているが、市民の多くは余り乗り気でないようだ。同社のワクチン接種を希望する人は、まだ接種を終えていない市民の4人に1人に満たない。その一方で他の二社のワクチンに対する信頼度は高いようだ。

2)一方、ファイザーとモデルナのワクチンはジョンソン&ジョンソンのワクチンが1回の接種で済むのに対して、2度の接種を必要としている。2回の接種を済ませるまではウイルスに対する免疫効果は期待できない。そして、運の悪い市民は2回目の接種を受ける前に、ウイルスに感染するケースが出てきている。

一方、ワクチン接種のペースは下がっており、特に男性は女性に比べて接種が遅れているようだ。この傾向は黒人の間でより顕著である。黒人男性の接種率は、黒人女性の半数に過ぎない。
この傾向は首都ワシントンDC,ヴァージニア州やメリーランド州で顕著である。

3)インドにおける新規感染者数は記録破りの勢いである。吸入用の酸素など治療に欠かせない薬品や物資の不足が深刻な状態だ。デリー市の病院では、酸素ボンベの不足が深刻で、新規患者の受け入れを拒否せざるを得ないと嘆いている。

アメリカは人工呼吸器などの治療のための必需品をインドに送ると約束している。また、アメリカ政府は6千万回分のアストラゼネカ製ワクチンを、必要としている国に送ると発表している。このアストラゼネカのワクチンは、アメリカでは承認されていないが、英国を始め欧州各校で数か月前から接種がおこなわれている。

4)全世界での新型コロナウイルスによる死者は3,115,000人に達し、感染者累計は147,000,000人を超えた。






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