今朝のワシントン・ポスト紙 Coronavirus Updates より

１）FDA（アメリカ食品医薬品局）は16歳未満の若者にはワクチン接種を認めていないが、この水曜日にファイザー・バイオテック社は、同社のワクチンは12歳の子どもでも安全にウイルスから守ることができるとの声明を出し、もし、行政当局が承認すれば、次の新学期が始まる前にテイーンエイジャーへの接種を開始することが出来ると発表した。

ファイザー社同様に、モデルナ社や他の製薬会社も、若者たちに対するワクチンの治験を進めている。製薬各社にとっては、子どもたちに対するワクチン接種許可が重要な意味をもつ目標となっている。更に、もし、全国で7,300万人にのぼる18歳未満の青少年にワクチン接種が出来ないとしたら、アメリカの集団免疫構築も不可能となるだろう。

２）パンデミック時代のカルチャー闘争の一環として、共和党はワクチン・パスポート問題を取り上げている。バイデン政権がワクチンン・パスポート構想を実現しようとしているのに対して、共和党の首脳部が煽情的なレトリックを駆使して、激しく反対している。

だが、ワクチン・パスポートは免疫パスポートではない。現在使われているこの種のパスポートは、移動の為のもので、外国旅行者がワクチン接種済みであることを証明する目的のものです。

３）ポスト紙とメリーランド大学の共同調査の結果、過半数のアメリカ人がスポーツ・イヴェントへ行くのをためらっていることが判った。

４）アメリカのコロナウイルス感染による死者は552,000人に達し、累計感染者数は30,421,000人を超えた。