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2021年03月23日22:47

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長い展開の一番を制して星二つ差にした、今日の高安。

■千代の国、幕下転落から復活 優勝争い「意識しない」
(朝日新聞デジタル - 03月23日 08:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6456197
大相撲三月場所十日目、一敗で賜杯レースの先頭を走る小結高安は過去6勝6敗だった大関貴景勝を上手投げに退け、二敗で追走していた関脇照ノ富士が志摩ノ海の突き落としに、前頭九枚目の千代の国が隠岐の海の押し倒しにそれぞれ屈して三敗に後退、一敗の高安が星二つ差を付けて終盤戦の五日間に臨む展開となりました。
今日、先に土俵に上がった照ノ富士は、前頭三枚目でここまで2勝7敗と後がない志摩ノ海と対戦。立ち合いから低い体勢での押っつけで攻める志摩ノ海を土俵際まで何度も追い詰めるも決め手に欠け、左右に揺さぶられながらも右差しから下手を掴んで勝機と見て前に出るや、志摩ノ海の右からの突き落としに屈して勝負あり。取組後、志摩ノ海が「頭を下げながら脇を固めて、集中して我慢できた。何も考えてなかった。チャレンジャーの気持ちで向かっただけ」とコメントしたこの一番について、協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)は「志摩ノ海がよく頑張った。相手が嫌がる巧い相撲を取った。」とコメントし、照ノ富士については「焦らせたということ。長引かせて最後は膝が立ってしまった」と粘りで制した志摩ノ海を褒め、敗れた照ノ富士について、今場所の一番ごとの土俵が持つ意味の重さを分かっているはずだとした上で「だから余計に大事に大事にいったけど、最後は焦ってしまったかな」とコメント、給金直しがお預けとなった三敗目を喫した後の残り五日間については「問題ないでしょう。元大関だし、優勝も経験している」とのこと。怪我や病気で大関から序二段に番付を下げ、そこから這い上がって帰り入幕の場所に復活優勝して大関トライアルの場所を迎えた照ノ富士ゆえ、この一番で尾を引くようなことはなかろうと言うことでしょう。
そして、次の取組に登場したのが小結の高安。大関貴景勝との一番は、立ち合いから両者激しい突っ張り合いを繰り広げた後、頭をつけ合い膠着状態が続く"我慢比べ"の長い展開に。貴景勝が均衡を破って先に仕掛けて蹴返しに行くと、そのタイミングで高安が左差しから組み止め、右から豪快に上手投げを見せて勝負あり。2分30秒7の大相撲を制して一敗を守りました。この一番について、八角理事長は「我慢でしょうね」と、その差が高安の白星に繋がったとし、「場所前の稽古が充実していたと言うことかな。余裕があった。立ち合いは先に当たられているけど、手を出して出足を止めている」と分析。一方、貴景勝が左からの張り手を繰り出したことについては「押せないから張り手を出したのは焦っている証拠。横から張ったことで、出足を止めている」とし、蹴返しに出たことには「前に押し切れないと思ったから何かしようとしたんだろうけど、普段やったことがないことをやると、こうなる」とコメント。冷静さを欠いた上に焦りも出て、角番脱出まであと二番で足踏みをした今日の土俵を論じていました。突き押しでの素早い攻めのイメージのある貴景勝としても、膠着を伴う長い展開の一番の経験はそうはないでしょうし、そんなところも焦りの援引になっていたかもしれません。
その他。東前頭五枚目の遠藤が日本相撲協会に「左下腿肉離れにより、三月場所は本日より休場、休養を要する」との診断書を提出して休場。場所前の稽古で左足の脹脛に肉離れを起こし、初日から患部にテーピングを施して土俵に上がり、初日から3連敗を喫しながら徐々に状態を上げ、星も5勝4敗と白星先行に漕ぎ着けた矢先、その昨日の前頭八枚目の琴ノ若との一番で左四つから寄り切りで制した後に悪化させたとのことで、取組後は階段を上ることが出来ないほどに状態が悪化したとのことで、師匠(元前頭大翔山)は再出場させないことを明らかにしています。一方、中日に左脹脛を痛めていた東十両七枚目の宇良(28=木瀬)の再出場が決まったとか。7勝3敗とした千代丸との対戦が組まれました。
その他。物言いの付いた一番での審判長の説明に"物言いがつく"と言う珍事がありました。東幕下44枚目の千代の勝と西幕下46枚目東照山の一番で、立ち合いから千代の勝が左を差して土俵際に追い込み、東照山が右の小手投げで逆転を狙うも、両者同時に土俵外へ倒れる際どい勝負となり、千代の勝に軍配が上がるも物言いが付く展開に。協議の結果を、審判長を務めた東関親方(元小結高見盛)が「ただいまの協議について説明します。行司軍配は東方に上がりましたが、両者が同体ではないかと物言いがつき、協議した結果、両者の体が同時と見て、取り直しといたします」と場内アナウンスで説明。しかし、その直後に向正面側の浅香山親方(元大関魁皇)と竹縄親方(元関脇栃乃洋)が顔を見合わせて何かを確認する姿勢を見せ、土俵に上がろうとした両力士を改めて土俵下に戻し、再び勝負審判が土俵上に集結。状況を理解できずに土俵下にいた東関親方を浅香山親方が呼んで土俵に上げて状況を説明。土俵下に戻った東関親方が改めて結果を説明、「ただいまの協議について説明します。行司軍配は東方に上がりましたが、同体ではないかと物言いがつき、協議した結果、西方の足が、体が、足が先に出ており、軍配通り東方力士の勝ちとします」と、しどろもどろになりながら異なった内容を説明する事態がありました。協議内容を誤って把握していたのか、協議の内容を聞いていなかったと言うことなのでしょうが、ある意味、この親方らしいと言ってよさそうな、"とんだ失態"となった恰好の事態と言う印象となりました。
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