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2021年03月20日23:36

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御嶽海に相撲を取らせなかった照ノ富士、3分近い一番を制した高安。明日は両者直接対決だ。

■大関覇気ない春場所、盛り上げる高安 熱戦制す我慢強さ
(朝日新聞デジタル - 03月20日 20:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6453690
大相撲三月場所七日目、一敗で賜杯レースの先頭に立っている一人である関脇照ノ富士は過去2回の幕内優勝を経験している小結御嶽海に立ち合い左差しから右上手を取って何もさせずに寄り切りに退け、一敗グループの一人である小結高安は同じ左四つの前頭二枚目宝富士と3分に迫る長い相撲の末に上手出し投げで制して二日目から六連勝でそれぞれトップを守り、明日の中日に両者が直接対戦する好一番が組まれました。
さて、またもや横綱が休場する今場所の賜杯レースですが、星の取り零しが目立つ大関陣を尻目に、帰り大関と言う大きな目標に向けての土俵となった照ノ富士、そして腰を痛めての大関陥落からの復活を目指している高安と言ったところが"主役"の様相ですが、今日の高安と宝富士との一番は長く膠着した展開となりました。
立ち合い、高安は左四つになるも、土俵中央で動きが止まり、様子を窺うこととなりました。宝富士が先に右上手を取ったことで高安は半身とされて苦しい体勢を強いられながらも、我慢しながら耐えて勝機を探る土俵に。そうした膠着状態の中、宝富士の上手を切った高安は、逆に宝富士の右上手を取って出し投げを決めて勝負あり。約3分弱を要して勝ち取った一番について、協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)は「半身になると腰に力が入らないものだが、最後に力が出た。体調がいいということだろう」と、不利な半身の体勢を巧みに挽回した今日の一番を評し、さらに「重さが出ている。ようやく自信が戻りつつあるというところだろう」とコメント。ここは、定年による延長雇用枠で協会に残り、引き続き日刊スポーツで執筆を続ける錦島親方(元大関朝潮)も「常に自分十分の体勢になれるわけではない。こうして星を拾っていくことが大事だ。最近は自分の相撲に自信を持っているように感じる。」と、同様の見解を語っており、その上で「体が戻らなければ辛抱しきれず、焦って攻めて墓穴を掘る結果になっただろう。」とも述べていますが、待つにも耐えるにも冷静さを失わなかったことは、今場所の高安が充実している証左とも言えますね。半年前あたりの高安だと、半身にされた時点で"万事休す"感半端なしだったでしょう。
一方、連日誰かが不覚を取っている大関陣は、角番の貴景勝は前頭三枚目明生の押し出しに屈して三敗目。立ち合いで突き放せず、まともに引いたところを明生に一気に出られて万事休す。さらに、一敗の朝乃山は過去3勝0敗と合い口の良い前頭四枚目霧馬山に立ち合いから左上手を掴まれ何もできず、明生に初めての大関戦の白星を許す一番で二敗に後退。そして、結びの一番の三連敗中の正代は前頭三枚目志摩ノ海に押っつけられ棒立ちになり、土俵際に追い詰められるも必死で左上手を掴んで上手投げに仕留めて何とか白星を掴んで三勝目。今日は正代が面目を保つ番になりました。
これで、今場所の賜杯レースは照ノ富士、高安と前頭十二枚目の明瀬山を小手投げで制した前頭九枚目の千代の国の3人が一敗で先頭に並ぶ展開となりましたが、照ノ富士と高安が直接顔が合うので、一人に絞られる可能性も出て来ました。
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