前回の続きです
再び信濃川河口(新潟港)へ。
昨年暮れに就役したばかりの市消防艇「にほんかい」
船尾に三式爆雷投射器のごとく消火ノズルを並べるのが消防艇のトレンド。
新潟造船と佐渡汽船ジェットフォイルドック。
画面中央に通船川の「山の下閘門」。が、写真ではよく分かりません。
画面左上で砂塵が舞ってるのが新潟空港。こんなんで大丈夫なんでしょうか。
昔の信越線は画面右手方向の沼垂市街地を避ける為にタンクが見える手前辺りを左右方向に走っており(現貨物線廃線跡)、港から画面右下方向の信濃川上流に向きを変えて万代橋辺りの今と全然違う位置に旧新潟駅がありました。
左下に巡視船「さど」、とその隣の小さいのは巡視艇「こしかぜ」。
「ときわ丸」が来ました。
新潟港の防波堤外の荒れ具合に注目
舫綱のバウラインが岸壁で引かれます。
バウライン、ブレストラインが固定され、ボーディングブリッジが接続して乗客が降ります。後部ランプからは乗用車が下船中
同じ第九海上保安部でも新潟ではなく伏木所属の巡視船「のりくら」が居ます。
「ときわ丸」出航。
バウスラスターを使って船尾を中心にクルリと旋回します
港外遠方には出航した「のりくら」が見えます
「のりくら」のアップ
こりゃたまらん。
今度は「つばさ」が来ました。
ジェットフォイルが欠航しないギリギリの海象条件だと思います。
「日海丸」を追い抜きます。
「あかね」も来ます。
「日海丸」の舫綱が取られます。
ウォータージェットのベクトル制御で岸壁に向かいます。
バウラインを固定し最後の逆進。
舫は既に固定。ボーディングブリッジが伸びて、今まさに跳ね上げられたタラップが船体甲板に降ろされるところ。
乗用車が降りてきます
着岸から出航まで1時間。降車が終ると乗車開始です。
乗用車やトラック等の一般車の積み込みが終ると、定期便のトラックがバックで中央車列へと入って行きます。
荷役に忙しい佐渡の隠れた生命線「日海丸」
佐渡へはフェリーには規定で積めない生活用品を、新潟へは佐渡の特産品を運びます。
「あかね」出航。
ウォータージェットのベクトル制御で向きを変えるので「ときわ丸」とは随分違った動きをします。
全長が通常のフェリーより短いので、信濃川河口の幅を気にせず動きに余裕がありますね。
茜色に輝く「あかね」
ところで、あかねといえば、「22/7」のミスパーフェクトこと「丸山“バルカン人”あかね」
https://mobile.twitter.com/_maruyamaakane
残念な感じの佐渡汽船オリジナル萌えキャラより、よほどこちらとタイアップした方が良かったと思うのは私だけでしょうか。
「つばさ」も、あかねの20分後から出航して追跡です
お話変わって(声:納谷悟朗)
2018年5月、「ナッチャンWorld」が定期検査を終えて久里浜に寄港し公開された時の様子です。
メンマストが撤去されてレーダーマストを新設。フォアマストのサーチライトも以前と違うと思います。
船底の耐抗塗料がインキャット社の青から国産の赤系に塗り替えられました。
国内で青や緑系が用いられる事は滅多になく、例外的に海上保安庁が使っていた時期がありましたが、5年ほど前に赤に成りました。おそらく同じ国交省傘下の組織として海技研かSRC主導の新型船底塗料の実用試験を代行して行っていて、結局不採用と成ったのだと思われます。
「ナッチャンWarld」は船内公開の為の電源取る為か主機を起動したところ。
船尾は専用ターミナルが無くても荷役が行えるように改造されてます。
オフショアレース用パワーボート「JESSE JAMES 36feet」にホンダの新型船外機「BF250D」(3600ccV型6気筒250馬力×3)を装備した艇がたまたま?試走でやってきました。
ジェットフォイル船「セブンアイランド大漁」が入港してすぐ出港して行きました。
東京湾フェリーの「しらはま丸」が入港。
「かなや丸」は定期検査で入渠中なので一艘体制のドックダイヤで大忙しです。
ナッチャンWorldに乗船するのは最後の青函航路就航以来です。
私が直接担当だった護衛艦「いずも・かが」より、むしろ私は「ナッチャンRera・World」姉妹や「あかね」のインキャット社ウェーブピアサー三隻の方に思い入れがあります。
乗船したとこのトラック甲板で左舷から右舷方向を見ます。
自衛隊の災害派遣対応装備の各種展示がされてました。
車両は重レッカ。
黒い丸っこいのは防舷材です。
「ナッチャンWorld」はこの頃より津軽海峡フェリーを離れ、防衛省直轄運航新会社「高速マリン・トランスポート株式会社」(他にモノハル高速カーフェリー「はくおう」が所属)を立ち上げて所属、事実上自衛隊用高速輸送船の状態です。
が、一方でイベント船等の利用もしたいようですが上手く行ってません(後述)
https://natchan-world.com/index.html
左舷側を前方に向けて歩きます。
「あかね」に比べると広々としていますね。
因みに搭載能力は旅客508名、乗用車178台、トラック(バス)56台で「あかね」の4倍ほどになります。
給水トレーラーの向こうに見えるファンは換気排気用です。
カーフェリーは搭載車のエンジンをかける為に車両甲板の換気装置が欠かせません。
なお、一般艦船では右舷給気、左舷排気の原則がありますが、搭載空間の大きいカーフェリーや航空母艦はこの限りではありません。
ウエーブピアサーは車両甲板に大きな開口部がある開放型格納庫な為、吸気は自然に、排気を強制ファンで行ってます。
開口部があって万一そこから海水が入って危なくないのか?、という疑問もありますが、自動車甲板は双胴の真ん中の空中にあり、水が入っても船体には浸水せずに甲板後端から海面に落っこちるだけなので平気なのです。
Uターン用のスロープを上がって後ろを見ます。
最前部の小上がり。
ナッチャンや、あかねは車両出入口が後ろだけなので、乗用車はここをグルリと右回りに通過して向きを後ろに変えます。
リール状の物は船首のアンカーチェーン巻き取り機。
その左の四角い物体は船首下の死角を見る為に追加されたTVカメラ。
右舷側に回ってスロープを降りました
横須賀新キャラ「逸見エモン」と、紋別の「紋太」がお出迎え
なぜ紋別?は後に判明。
乗用車が2階甲板に上がるスロープ。
乗用車用スロープから右舷方向、陸自が誇る優秀装備「野外炊具1号」(新型)を見下ろします。
2階を最後尾へ。
可動枠には着岸照準器が付いてたと思われますが、遠隔カメラ使用で撤去されたのでしょう。
函館ドックで後付けされた折り畳みランプは、設置当初のままではなく改良改修が加えられてました。
2階の乗用車甲板。
マイカー専用なので天井は低く設定されてます。フロアが広いので余計に低く錯覚します。
真ん中に車両が1階と行き来する為のスロープ。
勿論、普通に運航する際は乗船ランプ含めて今辿って来たルートを一般人が歩く事はありません。
2階最前部はキャンバスでカバーされてます。
さらに客席フロアへと車両甲板からのドライバー用階段を登ります。
矢印は免振ギャップを塞ぐ耐火ビニール製カバー。
「あかね」は免振された客室キャビンは一体ですが、「ナッチャン」は大きい為に水平方向もいくつかに区切られエクスパンションジョイントで連結されてます。
客室プロムナードに来ました。
ナッチャンworldのバッヂの横のエレバーター前でこちらを向いてるお姉さんは高速マリントランスポートの社員。
ナッチャンWorld誕生は2008年ですからもう13年選手に成ってしまいました。
旧プロムナードと売店はギャレー付き会議室兼食堂に。
本来ボーディングブリッジが接続するドアは、掃除用具&ゴミ置き場と化してました。
エコノミークラスへ向かいます。
矢印は窓際の丸椅子を撤去した痕跡。
旧エコノミークラスの座席は全て撤去され、ご覧のような仕様に。
座椅子兼簡易マット寝台です。
Reraとの相違点だった客室前方の乗用車甲板天井は軽量化の為撤去しRera同様に開口。
雪対策のシートを張れる様に成ってます。
会社が変わり初代船長が居ないのが残念でしたが、高速マリントランスポートの話の分かる方と話込みました。
リベラや津軽海峡フェリーも人が入れ替わっているので、先方が知らない情報を私が握ってて興味深く情報交換させて頂いたり。
キッズルームは一晩を超える航海に備えて乗務員寝室に変更。
案内表示も勿論民間使用に備えて変更されてます。
エコノミークラス、エグゼクティブクラス共に椅子は撤去され、同一マット仕様に変わりました。
旧ビジネスクラスは入れませんでしたが、寝台室に改装されてます
後部のデッキに出ます。
ホイストが追加されました。防衛省仕様の装備です。
デッキ後端部。
元々この位置には柵型の扉がありました。
矢印がヒンジで手前の柱にロックする仕組みです。
でもお客さんが下に行けないように封鎖するのは画面左手のチェーンとしたので扉は使わず後ろに畳まれていました。
津軽海峡でその扉を子供達が梯子にして代わる代わる次々とよじ登り身を乗り出して危険だったので、100%の確率で転落事故が起こる前に私が指摘して撤去してもらった経緯があります
そのチェーンの位置から前方を見たところ。
画面左手のパイプにゴムチューブ、その左に黒いゴムブロックが見えます。このブロックは衝撃吸収ゴムでして、客室フロアは建物の免震構造の様に船体から独立して乗っています。流石に揺れは吸収出来ませんが、エンジン等の振動と騒音はシャットアウトする事が出来ます。
再び車両甲板に戻ります。
カーフェリーや鉄道連絡船では、下層機関室の機械機器消耗部品交換には車両甲板のアクセスハッチを使い、船内に入ったトレーラーや鉄道貨車から積み下ろしを行います。
右舷方向から車両ランプ方向。
手前には新設された車止めがあります。
ランプの油圧ワイヤー巻き取り操作レバーが見えます。
ランプはお立ち台追加や補強が為されて改良されてます。
クレーンも勿論、荷役用に追加されたもの。
矢印はランプ可動状態をブリッジから確認するのと、着岸照準に使うTVカメラ。
絵は塗装ではなく貼り付けですが、船体共々結構傷んできてますね
三浦学苑高校吹奏楽部による演奏
歓迎式典でも又しても横須賀名物のストリートダンスだったらどうしようかと思いました。
向こうの丘は「くりはま花の国」
この日のランチは久里浜港「漁師料理 よこすか」で。
「穴子と貝の味噌玉丼」
貝五種かき揚げ丼も凄い迫力で迷いましたが、結局コレに。
真ん中の黒いのは海藻の「かじめ」。凄いネバネバで味噌汁に入れます。
https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140601/14066188/
ナッチャン船内の紋別市PRコーナーでもらった案内
珸瑶瑁水道通過だとぅ
浅喫水のナッチャンならではの航路です。
という訳で申し込みしました。
流石に北海道一周は休み的にも予算的にも無理なので、半分の函館〜紋別間で。
が、団体ツアーが相次いでキャンセル、企画はポシャりました
ナッチャンは夕方〜朝にかけて航海、乗客は寄港中の日中に観光バスや自家用車で温泉等に出かけてもらって飲食と入浴をしてもらうって旅行会社の算段だったのですが、流石に陸上自衛隊員の使用を前提としたマット席で主ターゲット客の壮年層達は寝泊まりするのは無理と気が付いてしまったのでしょうね。しかも出航から入港までの船内12時間はする事がありません。
因みに私は寄港中は港街の漫画喫茶でシャワー使い、街中華で食事して過ごす予定でした。
過去の「ナッチャン」関連日記↓
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https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1808827810&owner_id=1602714
おしまい。
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